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履歴書で第二新卒をアピール!担当者の目を引く書き方とは!?

転職活動と切っても切り離せないのが履歴書。採用担当者の第一印象を大きく左右する大事な書類です。

同時に重要すぎるがゆえに、求職者をもっとも悩ませるアイテムとも言えます。特に職務経験が少なく、内容を充実させることが難しい第二新卒の方だと、その傾向が顕著かもしれません。

そこでこの記事では、第二新卒やキャリアの浅い方に向けて、履歴書の効果的な書き方を解説します!

ライバルに差をつける!履歴書の書き方を徹底解説!

履歴書の正しい書き方は?

重要性のわりに、あまり書く機会は多くないのが履歴書。中には「普通に書いているはずなのに、書類選考が通らない」と悩んでいる方もいるのでは。

一体、採用担当者はどんなところを見て、何を判断しているのでしょうか。

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本気さをアピール!履歴書でチェックすべきポイントは!?

ルールを守って熱意をアピール
担当者それぞれに独自のポイントはあるものの、基本的なチェックポイントはほぼ共通です。

自分の熱意をアピールして、面接~内定へと繋げましょう。

手書きの場合は超重要!丁寧に書かれているかどうか

履歴書を手書きする場合、もっとも大切なのが丁寧さ。最後まで字を崩さず書ききっているかどうかで、応募者の熱意を確認しています。

ちなみに、手書きパソコン書き、どちらがいいかというと……正直、大差はありません。丁寧ならプラスで雑ならマイナスという手書きに対して、パソコン書きの場合は加点も減点もない、とイメージしておけばいいでしょう。

使いまわしは厳禁!志望動機が具体的かどうか

志望動機を書くときに、どの会社にも通用するよう、抽象的なことを書く方もいるでしょう。しかしこれは、担当者にすぐに見破られるNG行為。「志望する理由」や「入社後の目標」、「自己PR」をできるだけ具体的に書きましょう。

ちなみに文字数は、担当者が30秒~1分で読み終わる200~300文字がオススメです。

職種に合ったアピールを!求めるスキルを持っているか

第二新卒者に対して即戦力を求める企業は多くありませんが、それでもスキルがあるに越したことはありません。

資格や業務経験などの「テクニカルスキル」。PCスキルや語学力などの「ビジネススキル」、コミュ力や協調性、柔軟性などの「ヒューマンスキル」。これらを短くわかりやすくまとめてアピールしましょう。

シャツは第一ボタンまで締める!意外と大事な身だしなみ

人は見た目が9割“と言われるように、履歴書に貼られた写真も第一印象に大きく影響します。髪型を整えてスーツを着用し、軽く胸を張って撮影しましょう。

もう一つ、気を付けたいのがワイシャツの第一ボタン。ネクタイで隠れていると思っても、見る人が見ればすぐにバレてしまいます。いちばん上まで締めることをお忘れなく。

実例あり!!「履歴書の書き方」をわかりやすく解説!

履歴書の書き方を実例とともにご紹介
ここまで理解できれば、あとは実践あるのみ。実例を参考に履歴書を作成し、自分をアピールしましょう。

知ってるようで知らない?意外と多い”履歴書のルール”

意外と気づいていない人も多いですが、履歴書の書き方にはルールや原則が多いもの。

ルールどおりに記入すれば担当者は読みやすくなりますし、自身のビジネスマナーをさりげなくアピールすることもできますよ。

日付は西暦か和暦、どちらかで統一する

西暦(19XX年)と和暦(平成〇年)はどちらを使用しても大丈夫です。

ただし混在すると担当者が時系列を把握しにくくなるため、必ずどちらかに統一して記載しましょう。

「ふりがな」ならひらがな、「フリガナ」ならカタカナで書く

名前や住所などの欄の上にあるふりがな欄。ここは「ふりがな」の表記に合わせた文字で記入するのがマナーです。

提出先の会社のことは「貴社」と書く

「貴社」と「御社」の違いは、前者は書き言葉、後者は話し言葉ということ。

つまり履歴書やメールでは「貴社」が正解で、面接や電話では「御社」が正解になります。

本人希望欄には「貴社の規定に従います」と書く

本人希望欄は“絶対に譲れない条件”を書き込む場所。よほどの場合を除いて、基本的には「貴社の規定に従います」と記入しましょう。

ちなみに、この欄に自己PRや志望動機を記載する方も多いようですが、本来の目的から外れるため、こちらも当然NG行為です。

ライバルより優位に!スキルや本気度のアピール方法は?

第二新卒者がいちばん不安に思っていること。それはきっと「またすぐ辞めると思われないかな?」でしょう。

ここでは、スキルや本気度のアピール方法を実例とともにご紹介。効果的な履歴書を作成できれば、ライバルの優位に立てるかもしれませんよ。

前職で使っていたスキルを書く。

WordやExcel、Power Pointなど、汎用的なソフトを業務で使用していたなら、その経験は転職先でも有効。特に職歴のない新卒者にはない強みなので、積極的にアピールしましょう。

【PCスキルの記入例】
Word
●見積書、請求書、送付状などのビジネス文書作成

Excel
●VLOOKUP、ピポットテーブル、IF関数を利用したデータ作成・集計・分析

Power Point
●社外向けプレゼンテーション資料の作成

ちなみにCADやPhotoshopといった専門的なソフトの使用経験は、転職先でも使いそうな場合のみ記載するといいでしょう。

今、取り組んでいることを書く

異業種へのチャレンジを考えている方にオススメの方法。たとえスキルをがなくても、独学で勉強を始めていると知れば、担当者はアナタの熱意を実感できるでしょう。

【記入例:ITエンジニアの場合】
貴社でさまざまなプロジェクトに参加できるよう、ITパスポートの資格取得をめざして勉強中です。

もちろん、実際に資格を持っているなら、より効果的。履歴書への書き忘れは厳禁ですよ。

入社後のビジョンを具体的に書く

入社後、どういうキャリアパスを歩み、どう会社に貢献するのか。描いているビジョンが明確であるほど、本気度が伝わります。

【記入例:多くの事業を展開している企業の場合】
入社が叶いましたら25歳までに実績を残し、〇〇事業部の△△プロジェクトに参加させていただける存在になりたいです。

コツとしてはスケールの大きさよりも、実現性を重視して記入すること。「軽い気持ちで応募してきた」と思われないためにも、入社後の自分をしっかり想像して書きましょう。

「求める人材」に沿った人間性をアピールする

求人情報に「〇〇な方、歓迎!」と書かれているのを見たことはありませんか? 実はこの部分、採用担当者の本音が漏れているケースも多いんです。

それに沿ったアピールができれば、好印象を与えられることでしょう。

【記入例:向いている人に「チームで動くのが好きな方」と書かれていた場合】
学生時代はラグビー部に所属していました。有名な「One for all, All for one.」の言葉どおり、チーム全員で勝利を目指すことの大切さを実感することができました。

こちらも、無理に大きなことを書く必要はありません。もちろん嘘も不要です。企業が求める人物像に当てはまるエピソードを書きましょう。

まとめ:履歴書でいちばん大切なのは「丁寧さ」!

完璧な履歴書で内定を掴もう
繰り返しますが、大切なのは丁寧な字で読みやすく書くことそして履歴書のルールに沿って記入すること。意外とできていない人が多いので、しっかりこなせばアドバンテージを得ることができるでしょう。

年齢的にも社会経験的にも若い第二新卒。だけどルールとマナーを承知している――採用担当者にとって、これほどうれしいことはありません

ツボを押さえた履歴書を書いて、新しい世界へ踏み出してください!

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