おじさんから若者に向けて、仕事に役立ちそうなことやただの昔話を書きなぐるこのコラム。
いつもご覧の皆様、本当にありがとうございます。
初めて訪れてしまった“あなた”も、ありがとうございます。ぼくこと“ぼく”です。読んで損をしたと思わせないように、がんばって書きますね。
若い方だと、「“やりたいこと”をやって生きていきたい」と思う方もいるでしょう。
それを実現させるコツみたいなものを、書いていきたいと思います。
そして、そのためには、“やりたいことを増やす”ことが大切だ。そう思うわけです。
皆さんに“やりたいこと”はいくつありますか?
やりたいことを増やすんじゃなくて、今“やりたいと思うこと”で生きていきたいんだよ!
そんな声があるかもしれません。
でもね、ぼくは本当にそう思うんです。
過去に何度か書いていますが、ぼくはライターです。社会に出た最初の1年を除いて、ライターや雑誌編集など、文字の世界で生き続けています。
そしてぼくは、文章を読んだり書いたりするのが好きで、この世界に飛び込みました。ということは、ぼくも“やりたいこと”で生きていると言えなくもありません。(現実的に、これしかできない、という悲しい事実もあります)
そんなぼくが、なぜ“やりたいこと”を増やせと書くのか。
一言にまとめるなら、選択肢は多いほうがいいからです。そして選択肢を増やすために必要なのが、スキルアップだと思います。
だから皆さん、今の感情に固執せず、いろいろやってみてください。選択肢を増やしてください。それができるのは、若いときだけですよ。
年を取ったあとに新しい業種・業界にチャレンジするのは、本当に難しい。おじさんである“ぼく”は、身をもって体感してきました。
選択肢が多ければ、選択に後悔しないのではないか
皆さん、『ジャムの法則』を知っていますか?
これは商売における法則の1つで、「選択肢が多すぎると顧客は選びきれず、購買意欲が下がる」というものです。
あれ? やっぱり選択肢を増やさなくてもいいんじゃない?
いいえ、違います。なぜなら、最適な選択肢の数は7±2程度と言われていますから。要するに、5~9個くらい、選択肢を持っていたほうがいいんです。
これは感覚的な話ですが、“やりたいこと”を5個持っている人って、ほとんどいないでしょう。それならば、仕事にかんしては選択肢を増やすべきではないでしょうか。
できることを増やし、その中からいちばん合うものを選ぶ
夢を叶えるコツは、叶いそうな夢を選ぶこと。ぼくはそう思っています。はい。おじさんらしい、つまらなくも現実的な考えですね。
分かっています。こんな発想からは、大谷翔平選手や井上尚弥選手は生まれません。
でも、そんな歴史に残る大スターと比較しても仕方ないですもん。ぼくはぼくなりの人生を生きて、死ぬときに「幸せだった」「楽しかった」と思えれば、それでいいんです。
そんな人生を送るために、選択肢を増やしましょうよ。
選択肢を増やすために、できることを増やしましょうよ。
そして。
そのために、いろいろなことにチャレンジして、スキルアップしておきましょうよ。
そう、伝えたいわけです。
ニッチな路線でもいい。なにかで“いちばん”になろう!
前回、「弱者の戦法だ」と断りを入れたうえで、ぼくはこんなことを書きました。
たとえニッチな路線であっても、なにかで“いちばん”になろう。そうすれば周りの見る目が変わる。そうすると、自分も勝手に変わる。と。
実際、イベントを終えたぼくが選んだのは「法律」という、自社どころか他社のライター/編集者も手を付けない分野でした。
誰もやっていないジャンルなら、ちょっと勉強すれば“いちばん”になれちゃう。そして、きっとそのあと追いかけてくる人も出てこないだろうから、ずっとその地位をキープできちゃう。そう考えたんですね。
結果として、これは大正解でした。
社内で、「読者イベントのことなら“ぼく”に聞け」だけではなく、法律改正や解釈基準の変更があるたびに「法律のことは“ぼく”に解説させろ」となったわけです。
そして、文章まで自分が作った雑誌/サイトのページ評価が高まったことで、ぼくは編集者からライターへのキャリアチェンジを決めました。
その結果、ぼくは今、ライターとして楽しく生きています。
おじさんの遺言。決めつけは良くないよ!
実際のところ、ぼくだって法律の勉強なんて好きじゃありませんでした。やりたくてやったわけじゃない。勝ち目のありそうな場所を探して、行き着いただけです。
でも、それがぼくの“武器”となり、さらに“やりたいこと”へのパスポートにもなりました。
人生ってそんなもんかもしれませんね。
そして、スキルアップに大事なこと。それは、自分が勝てそうな場所で闘うこと。だって、褒められて評価されたほうが、がんばれるでしょう?
先ほども例に出しましたが、大谷翔平選手や井上尚弥選手なら別です。きっと彼らは周りの声や評価なんかに関係なく、自分の信じる道を突き進めると思います。うらやましいし、かっこいいし、憧れます。
でも、そうじゃない人もいますよね。
そんな人はぜひ、未知の分野にチャレンジしてみてください。何も転職しろというわけではありません。今いる世界の中にも、きっと“やったことがない”ことがたくさんあると思います。
新しいことにチャレンジする。新たなスキルを身に付けて、できることを増やす。その中から、本当に“やりたいこと”を見つけ出す。
もしそのための場所は、今いる世界じゃない。そう思う方は、『ジョブリット』で新しい世界を探してみてください!
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