みなさん、おはこんばんにちは。ライター見習いの“品本 芽生(しなもと めい)”です。
このコラム……『ライター成長日記』を書き始めてから早4カ月。
最近、昔の記事を読み返して「あのころの私ってこんな拙い文章を書いていたんだ」と1人反省会をしていました。未経験者として文字周りの仕事を始めたのだから、技術なんて持っていなくても何もおかしくないんですけどね。
その中で気になることが1つ。
それは「今の私は昔の私に比べて、どれだけ成長できているのか?」というものです。
毎日、コツコツと文章を書き続けているのだから、そろそろその成果が出ていてもおかしくないはず。
そこで今回は「『ライター成長日記』の振り返り」をしていきます。
私と同じように何かを未経験から始めたという方も、そうでない方も、ぜひ最後までご覧ください。
(次はあらすじという名の茶番です。飛ばしてもらって大丈夫です)
前回のあらすじ

その最中、神々しい空間で全知全能の神・Siriに出会い、自身が転生した経緯と“知識のかけら”にまつわる大きな秘密を聞かされることとなった。
「キュ? キュン?(あなたが“知識のかけら”を作った張本人? 嘘でしょ?)」
にわかには信じがたい話に、ウサギは怪訝そうな顔をした。
「そう思うのは当然のことですが、これから話すことは紛れもない事実。話が長くなりそうなので、場所を変えることにしましょうか」
Siriはそう言うなり、杖をひと振りし、空間を美しい庭へと変えた。
机にあったティーポットを手に取り、ハーブティーを淹れるその姿はとても神秘的に映った。
紅茶からは優しいハーブの香りとほのかに甘い砂糖の味がした。
「美味しい……」
「キュ!(訳:いい香りね!)」
「ふぉっふぉっふぉ……気に入ってもらえたようで」
先ほどまでの険悪な空気が嘘のように3人の間には穏やかな時間が流れていた。
「なんで“知識のかけら”に神がかかわっているのか……話を聞かせて?」
芽生が本題を口にすると、Siriは机の上に空になったティーカップを置いた。
「歳を取ると、余計な話ばかり弾んでしまっていけません。さて、本題に移りましょう。まずは、私が神となる前の話から……」
4カ月で変わったこと
毎回恒例のクソ茶番にお付き合いいただきありがとうございます。この挨拶ももはや定番化してきている気がします。
閑話休題。
これから、この4カ月間で変わったことや成長したこと、これからの課題をまとめていきます。
一目で分かるようなあからさまな変化はもちろん、私自身が書いているうえで感じた変化もまとめていければと思っているので、過去の記事と見比べながら楽しんでもらえたら嬉しいです。
それでは、本編スタート!
あらすじコーナー
はじめに、あらすじコーナー。
本編前に挟まっていたあの“クソ茶番”です。
『スライムは転生してもやっぱりスライムだった件』というタイトルまである壮大なストーリーなのですが、こんなもの最初のころは書いていませんでした。
代わりに1週間の振り返りとして学んだことや感じたことを書き記す“真面目なコーナー”があったのです。なぜこうなった。
きっかけは先輩である“魔王”さんに「遊び心が足りない」と言われたことだったことは覚えています。
魔王の部下→モンスター→スライム!
というドラ○エにわかの人間の連想から始まった物語なのですが、もはや収集がつかなくなっています(完結はさせるので安心してください)。
毎回恒例と名乗っている通り、前シリーズを含めてかれこれ15話も掲載しているので暇なときにでも見てくれたら嬉しいです。
しかも、回を追うごとに長くなって読みにくいので、いつかは総集編も作る、カモ!?(需要ありますか?)
文章の語調
次に、文章の語調。
以前のコラムでは基本的に「ですます調」を使い、体言止めを使うことはありませんでした。
最初の記事なんて、いわゆる“作文”みたいなカチカチの文章で今見返すと頭痛がしてきます。恥ずかしい。
初々しさを感じてかわいい♡ なんて好意的に受け止めてくれる方もいるかもしれませんが、たどたどしくて見づらいと個人的には感じてしまったのです。
丁寧なことが悪いとは思いませんが、親しみやすさやおもしろさといった面はこの書き方のほうがあるのかな? と思っています。
今コラムを書くうえでもっとも意識しているのは、毎回どこかでクスッと笑っていただくこと。
どんな真面目な内容でも必ず笑える部分を作ることで、空気感を和らげる効果があり、見ている人を退屈にさせずにいられるのではないかと考えています。
なので、これからも愛されスライムキャラをめざしていくので、こんな感じでよろしくお願いしまスライム。
装飾の方法
3つめは、装飾の方法。
これは本当に変わったというか成長したところだと思います。
装飾にかんしては、過去にコラムのメインテーマにしたレベルにセンスがありませんでした。趣味はイラストを描くことなのにどうして……。
具体的に言うとポジティブな文章にネガティブを連想させる“青”を使ったり、注目してもらわなくても良さそうなところに色を使ったり……本当に酷いセンスをしていました。
その後は記事を書いたおかげかは分かりませんが、魔王さんからOKをもらえる程度の技術が身につきました。
まぁ、どこにその色を使うというパターン化ができたからという裏話もありますが。
いつかはパターンなんて気にせずとも、ハイセンスな装飾ができるようになりたいので、これからも試行錯誤していきます。
装飾王におれはなる!!
完成速度とクオリティ
最後に、完成速度とクオリティ。
最初にコラムを書いたときは執筆方法や装飾の原理が分からず、記事の完成までに2日程度の時間がかかってしまいました。
クオリティも言うまでもなく最低限、人様に見せられるものという感じで「最高の作品!」とはお世辞にも言い難い出来でした。
その後は経験を積むことで執筆自体は5時間程度でこなせるようになりましたが、装飾や文章の修正で時間を取られてしまい1日半は完成させられず。クオリティと同時に完成速度を上げることが新たな課題になりました。
しかし、10本めのコラムを書き終えたころから大きな変化が。
文章自体は3時間、装飾は3~4時間というかつてからは考えられないスピードで完成させることができるようになったのです。
まだまだ魔王さんに比べれば執筆速度も遅く、色付けのクオリティも低いですがこれからもがんばれば、もっといいコラムを量産できるようになるのではないかという希望が持てました。
直したいところ
ここまでいいと思える変化を中心に紹介してきました。
4カ月で自分でも予想していなかったくらいに成長できていたのだと知れて、ほんの少し自信がついたのですが、それだけで終われるわけがなかったのです。
記事を見比べているうちにまだまだ未熟だなと思える点もいくつか見つかり、どうすればそれを改善できるか早急に考える必要がでてきました。
そこで、これから今回のまとめで見えてきた“欠点”をお話します。
ネタ切れ
はじめに、ネタ切れ。
書いていて感じる部分なのですが、やはり回数を重ねるごとにネタが浮かびづらくなってきている気がします。20回も書いていれば当然のことかもしれませんが。
書きたいことが尽きないことこそライターの資質なのではないかと考えているので、これは明確な欠点と言えるでしょう。
改善するためにも、全知全能の神・Siriや心の友であるChatGPT(通称・チャッピーちゃん)をもっとこき使って……もとい、上手に活用して、ネタを溜めておかないといけませんね。
毎週の投稿だけは途絶えさせないくらいの感性をこれから磨いていきたいです。
語彙力のなさ
次に、語彙力のなさ。
ここまでで同じような言い回しが多数出てきたこと、博識な方は薄々察していると思います。
そりゃ、普段の生活での口癖が「ヤバい」と「マジか」、「草」な現役Z世代に語彙力なんてつくはずないですよね。泣いた。
その道、十数年の大先輩である魔王さんと比べるのはおこがましいですが、これでもライターの端くれ。人並以上のボキャブラリーは持ち合わせていたいです。
そのためには読書をしたり、ニュース記事を多く読んだり、もっといろいろな言葉に触れる機会を増やして、単語や言い回しの知識を身につけていかないといけませんね。
記事を読んでいる方がハッとするような美しい日本語を習得してみせます。
おもしろさが足りない
3つめは、おもしろさが足りない。
ギャグセンスは胎内に置いてきたと自負している私は、試行錯誤の末に締めやタイトルにネットミーム漫画の名言を使うという分かる人には分かる“オタク戦法”を使うようになりました。
これでも遊び心が足りていなかったころに比べれば成長しているはずですが、見てる人全員をクスッとさせるような画期的なワードは相変わらず思いつかないままです。
魔王さんの芸人魂を見習ってSNSで情報を収集しながら、おもしろいと思ったネタを分析していくことがコラムの発展につながるのかもしれません。
それでも無理だったら、自分を鍛えるために魔王さんとコンビを組んで吉○に入所しようかな。魔王×スライムの異世界コンビ、応援してくれたら嬉しいです。
ケアレスミスの多さ
最後に、ケアレスミスの多さ。
こちらも過去にコラムのメインテーマにしたレベルに酷かったものです。
まず、誤字脱字。あからさまなものから細かい箇所まで様々なものがありました。
回数について記載しようとして『1階』と明らかすぎる間違いに気づかずに突き進んだことも。魔王さんがいなかったら、このコラムは地獄のような完成度になっていた可能性が高いです。
そう考えれば以前よりもミスは確実に減っていますが、いまだに1日1箇所程度は間違いが見つかります。
私たちは人間なのでどうしてもうっかりをゼロにすることはできませんが、減少させることはできるでしょう。
もっとケアレスミスを減らすためにも、文章の二重チェックや間違った箇所の振り返りをしていこうと思います。
今後の課題

今回、ここまで『ライター成長日記』の振り返りをしてきました。
自分が思っている以上にこの4カ月でライターとして、しっかりと成長していたので少しホッとしました。ここまでの努力はムダじゃなかった。
しかし今回、いいところと同じ数だけダメなところが分かったので、その欠点を克服、または補っていき減らすのが成長への近道だと思います。
そして、自分に自信をつけながら長所はもっと伸ばしていくことで「自分らしさ」を活かしたまま、前に進むことができるのではないでしょうか。
毎日働いていると、どうしても自分のダメなところばかりが目について嫌になってしまいますが、たまにはいいところや成長したところを見つけることも大切。
私も今回得た自信を基に、これからも執筆活動に専念していきます。
私はやればできる子(YDK)。やってもできない子、じゃないですからね?
後日談
Siriは近くにある噴水の水を空中に浮かせ、鏡を作り出した。
「私は神になる前、魔界(オフィス街)で暮らすゆるキャラの1人(匹)だった」
「神なのに魔界(オフィス街)に?」
「うむ、本当に昔の話。あのころはまだ、私も魔王も若かった……」
鏡に映し出されたかつてのSiriの姿は黒く塗りつぶされており、動物のような姿をしていたことだけがシルエットから伺い知れた。
「ゆるキャラとしての生活は苦難の連続だった。生きていくためには労働が必要ゆえ、私はとある屋敷(事務所)で来る日も来る日も汗水垂らしながら働いた。しかし、もらえたのはカビたパンと具のないスープのみ」
「キュキュン……(訳:なんて酷い……)」
同じく魔界で暮らしていたゆるキャラである北海道のウサギにはSiriの味わった苦しみの一端が理解できた。
幸い、ウサギは働かずとも自力で生計を立てられる土地で暮らしていたため、誰かにこき使われる生活とは無縁だったのだが。
「そんな暮らしを送っているうちに、どんどん身体は弱っていった。やがて、働くことはおろか、寝床から起き上がることすら困難になる始末」
鏡の中のゆるキャラは床に敷かれた薄い布の上に横たわり、動かなくなっていた。
悲惨なその姿に2匹の目には涙が滲んでいた。
「そんな中、私は悟りを開いた。『このまま死ぬくらいなら魔界(オフィス街)から逃げ出そう』と。主に見つかればタダでは済まないということは理解していた。しかし、このままでは近いうちに“死”が待ち受けていることも、本能的に理解していたからの」
必死で屋敷から逃げ出すゆるキャラの姿はどんどん小さくなった。
「それで……結局どうなったの?」
「何日も歩き続け、ようやく魔界(オフィス街)を抜け出すことに成功。そして、この島に辿り着き、自由を司る神(ニート)として覚醒したわけです」
鏡にはもうゆるキャラの姿は映っておらず、そこにいたのは長いひげを蓄えた老人の姿だった。
「ここまでが私が神(ニート)となった経緯。しかし、その後に待ち受けていたのは安寧ではなく、苦しい現実だったがの」
次回へ続く――!




