仕事なんてつまんない。そう思っていませんか?
皆様、初めまして。これからこのコラムを担当する“ぼく”です。
名乗るほどの者じゃない。でも誰が書いているか分からないコラムを読むのは、きっとつまらないだろうな。そう思い、自分が文章を書くときにこだわって使っている一人称を、仮の名前にしてみました。
さて、コラムの一発目。一体、何を書いたら“あなた”のお役に立てるのか? さんざん悩んだのですが、こんなタイトルでいってみようと思います。
とはいっても、他記事のように「役立つもの」ではありません。ただ、もし“あなた”が仕事選びに悩んでいるなら、参考か気休めくらいにはなるかも? そう信じて、書き進めていきますね。
当たり前のギモン――お前はいったい誰なんだ!?
はい、そうですよね。そりゃあ、気になりますよね。ぼくこと“ぼく”は、「ライター」を職業にしている者です。ライターやその周辺職種のキャリアは約15年。そのうち約5年は、求人業界で活動をしております。
では、なぜぼくはライターになったのか。
それは、タイトルから予想できると思いますが、文章を読んだり書いたりするのが好きだったからです。
そんな軽い気持ちで始めてから15年。ライターになったことを、ぼくは一度も後悔したことがありません。
また、それなりに長いキャリアの中で、いろいろな人と仕事をしてきました。楽しそうに働いている人との仕事は楽しかったし、逆の人との仕事はつまらなかった気がします。
そんな経験を経た今、こう思うのです。「好きなことを仕事にしようよ!」。もしくは、「仕事を好きになろうよ!」と。
“好き”を仕事にしたけれど……続く人と続かない人の特徴
好きなことを仕事にすると、毎日がとても楽しいです。だって、やりたいことをやってるだけなのに、お給料がもらえるのですから。
ぼくの場合、土日も仕事のことを考えています。
別に仕事人間というわけではありませんよ。愛犬家って、仕事や旅行でワンちゃんと離れている間も、ついワンちゃんのことを考えちゃうでしょう? それと同じです。多分。
だからぼくは、この仕事を辞めたあとの自分が想像できません。死ぬ直前まで、なにかしらの文章を書き続けていたい。心からそう思っています。
その一方、きっとぼくと同じ気持ちでライターになったにも関わらず、(ぼくから見ると)結構あっさりとあきらめてしまった後輩くん/ちゃんもいました。
あの子たちはなぜ辞めてしまったのか。昔を思い出して、理由を考えてみました。そして3つ、あるある的なパターンをみつけたので、ご紹介いたします。
パターン①ほかに趣味がなかった
いくら“好き”を仕事にしたといっても、ツラいときはあります。そんなときに自分を助けてくれるのが“ほかの”趣味ではないでしょうか。
退社後、あるいは休日。仕事以外の趣味を思いっきり楽しんで、リフレッシュする。そして、明日からまた仕事をがんばる。これが理想ですよね。
でも、一途に好きすぎるのか、文字を書くこと以外の趣味を持っていない人もいました。こういうタイプは仕事から離れられず、考えすぎてしまい、そして辞めていきました。
もしかすると、“好きすぎる”のも問題なのかもしれませんね。
パターン②自分の能力を信じられなかった
ほかの仕事のことは断言できませんが、少なくともライター的な職種なら、才能はあまり必要ありません。だって、こんな駄文を書いているぼくでも、15年やれてるんですから。
ただ、キャリアが長くなるにつれて自分の中でのハードルが上がりすぎてしまい、自分の作品を自分で認められなくなる。許せなくなる。そういう人もいます。ライターとかクリエイターには、この手のタイプが多い気がします。
もちろん、それをプラス方向に捉えてがんばる人がほとんどです。でも思い悩んでしまいネガティブになり、最終的には「俺には才能がない」とあきらめてしまった。そんな人もいました。
ちなみにぼくは自分の書く文章が大好きです。自分の作った作品も大好きです。だから15年、続けられています。
そう思うと、ナルシズムっていうんですかね。自己陶酔できちゃうっていうのも、1つの才能なんでしょう。ただ、この成分が強すぎると、大問題になりますけど。
パターン③そもそも好きじゃなかった
ぼくの経験上、このパターンで辞める人がいちばん多かったと思います。
さっきも書いたとおり、仕事をしていればツラいこともあります。悲しいこともあります。理不尽だなって思うこともあります。そんなことが積もった結果、好きだったはずのことを嫌いになってしまったり、距離を置こうと思ったり。そんな形で辞めていく後輩を、何人も見送りました。
「一瞬、好きになる」ことはできても、「ずっと好きでい続ける」ことは難しいんだと思います。恋愛と似ているのかもしれませんね。
そして、少し厳しい言い方になりますが、ぼくは前者を「本当に好きではなかった」と判断することにしています。
これまたちなみに、ぼくは今でも文章を読んだり書いたりすることが大好きです。 能力も才能もセンスも持ち合わせていないぼくにとって、これだけが心の拠りどころです。
ぼくがいちばん伝えたいこと
書いている“ぼく”から、読んでくださった“あなた”に伝えたいこと。
それは「“好き”は偉大な才能ですよ」ということです。
きっと、読んでくださった“あなた”にも、好きなことがあると思います。ゲーム、スポーツ、映画鑑賞……なんでもいいです。もしあるなら、ぜひそれに関連する仕事にチャレンジしてください。
最初は苦労することもあるでしょう。ぼくにもありました。でも、好きだからがんばれました。そして気づいたら少しだけ、上達できていたような気がします。
そうなってしまえば、その後はずっと、人生が楽しくなります。土日だけじゃなく、平日にも幸せを感じられます。これって、最高だと思いませんか。
毎日を楽しく過ごすために!好きなことにチャレンジしよう!
いかがでしたか? 少しでも皆様のお役に立ちましたでしょうか。
日本に「勤労の義務」がある以上、ぼくたちは働かなければいけません。
どうせ働くのならば、好きなことを仕事にしましょうよ。もしくは仕事を好きになりましょうよ。
そのほうが楽しいよ。きっとね。
仕事を探している皆様。ぜひ、自分が好きな仕事を『ジョブリット』で見つけてください。
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