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若者へ質問!「報連相」ってむずかしいですか?

いつも、コラムをご覧の皆様、ありがとうございます。

うっかり迷い込んでしまった“あなた”。はじめまして。“ぼく”ことぼくです。よろしくお願いします。

そこそこ社会人経験の長いおじさんの“ぼく”から、若くて明るい未来を持つ“あなた”に手紙を送る。普段はそんなテーマで書いていますが、今回はシンプルに「質問」です。

皆さん、「報連相」って苦手ですか?

ぼくはこの衝撃の事実をTIK T〇Kで知りました

報連相とは?

はい。タイトルにもあるとおり、ぼくはTIK T〇K(伏字です。そう見えなくても伏字です!)で見たんですよ。

「報連相」はもう古い!
今は「おひたし」だ!
いや「こまつな」と「チンゲン菜」も必要だ!

って。

健康的な文字だけど、おじさんには身体に良くないくらいの衝撃だったんですよね。

一応、知らない人のために解説しますね。

“怒られないため”の必須事項「報連相」

報連相は、報告・連絡・相談の頭文字を合わせたもので、全社会人に必須の心構え。ぼくは若いころ、そんな感じで教わりました。

ただこれ、大したことじゃないんですよ。何かあったら上司・先輩に報告と連絡をする。困ったら一人で悩まずに相談する。その程度のことですから。

いや、これを「大したことない」「その程度」って言えちゃうのは、ぼくがおじさんだからなんでしょうね(詳しくは後述)。

「おひたし」――上司・先輩側に必要な心構え!

おひたしは怒らない・否定しない・助ける・指示を出すの頭文字。これは上司・先輩側が持つべき意識、ということみたいです。

うーーーん。なんて言えばいいんでしょうか。

助ける、指示を出すの2つはわかるんですけどね。怒らない、否定しないは……うーーーん。どうなんでしょう

あ、今これを読んで「こいつ、老害!」って思ったあなた。ぜひ最後まで読んでくださいね。老害の考えを知る、貴重なチャンスかもしれませんよ!

ぜひ若者に守ってほしい「チンゲン菜」

次はチンゲン菜。これは若手側の心構えで、沈黙しない・限界までやらない・最後まで言わないの先頭2文字

これ、びっくりしたんですよ。「最後まで言わない」って、報告を途中で切り上げちゃうのかと思ってね。でも、違うんですね。(主に悪い)結果が出るまで言わない、という意味でした。

うん、これはすべて納得です。全国のおじさん上司・先輩を代表して言わせてください。これはぜひ、積極的に意識してください。

同時に、同世代の方々にも伝えたい。沈黙させないような部署にしましょうね。それはぼくたちおじさん世代の仕事ですよ。

いくらなんでも無理があるだろ……「こまつな」

最後にこまつな。これは、“こま”ったら、“つ”かえる人に“な”げる、ということらしいです。あの、この名前の付け方は、無理がありませんか

それはともかく、「投げる」という表現的に丸投げしちゃうのかと思ったら、助けを求めるだけでした。よかった。

ただ、上司・先輩の立場で言うと「ぜひ、やってくれ!」とは言えませんね。これを読んでしまったあなた。勝手に投げる前に、ぜひ上司に相談してください。

これがジェネギャ!?理解できないこともある!

おじさんに若者のことは分からない

ほかにもあるみたいですが、ぼくがTIK T〇K(繰り返しますが、伏せてます)で見たのはこの4つだったので、ここで止めておきます。

さあ、ぼくが何に衝撃だったのか?

ぼくがこれを見たときに、嘘偽りなく思ったこと。それは、「“報連相”だけでええやん!」でした。

そもそも報連相って、新人・若手が「自分の身を守るため」のものじゃないですか。何かあったら上司に相談して、判断を仰ぐ。そうすれば、うまくいかなくても責任は上司にある。そういうものだったはずなんです。

でも今は、報告できない人が増えていると聞きます。それは報告・連絡をしても怒るだけ、相談しても的外れなアドバイスをされるだけ。そして当然の結果として、失敗したらまた怒られる。そんな上司・先輩のせいだ、という話も目にします。

パワハラ・セクハラの話もそうですが、変な上司・先輩ってのは本当にいるんだよね。前回の退職代行サービスもそうですが、そういう現代のリアルを理解しないといけない。そう痛感させられます。

つらいときは“ぼく”を思い出してください

そんなことを思うと、チンゲン菜は報連相のために必要なんだ。そう理解できます。

でもね……やっぱり、別にそこまで意識する必要ないじゃん。って思っちゃうんですよね。

さっきも書きましたけど、“とりあえず”感覚でいいんですよ。だって、難しいことを考えるのって、面倒でしょう? なのに、それで怒られたら嫌でしょう? だから、とりあえず上司にぶん投げちゃえばいいじゃん。って思っちゃうんですよ。

みんな、もっと気楽にやりましょうよ。大丈夫です。人生、なんとかなるもんです。その好例が、ぼくです。なんの取り柄も才能もないこんなおじさんでも生きてますよ。

おじさんが引っ掛かったポイントは?

しつこく「うーーーん」と書いた、おひたしの”怒らない”と”否定しない”。ここだけは、どうしても気になりました。

新人だろうと、若手だろうと、お給料をもらって仕事をしている人は「プロ」なんです。

ということは、悪いことはしちゃダメです。そして、間違っていたら否定されます。それは当たり前でしょう。そこは若手だろうとベテランだろうと、受け止めてほしいですね。

ただ……問題はきっと、やり方が悪いんでしょう。

前にも書きましたが、ぼくはとてもラッキーな社会人生活を送ってきました。ライターという職業柄、社会常識に欠けた人は周りにたくさんいました。ぼく自身も“違う”とは言いませんが。でも、理不尽な怒られ方をした記憶はないんですよね。

真っ当な社会で生きられない人が集まるライターの世界でこうなんだから、いわゆる「一般企業」の皆様はもっとしっかりしている。つい、そう思っちゃうんです。

でも、こういう言葉が生まれるということは、ふざけた上司・先輩ってのは意外と多いのかもしれませんね。ぼく自身も“違う”とは言いませんが

じゃあ、3つの言葉は間違ってるの?

結局のところ、「おひたし」や「こまつな」、「チンゲン菜」はいらないのか? そんなことはありません。まあ、怒らない・否定しないは条件付きで否定したいけど。

でもね、ぼくは「今、流行ってるものは正しい」と思っています。これはきれいごとではありません。正直、ぼくには理解できない部分もあります。でもね、それはぼくが悪いんです。年を取って、頭が固くなった、ぼくのせいなんです。

だって、いいもの・必要なものだから流行るんですもん。

だから、おひたしとかも正しいんですよ。これを見てる(ぼくを含めた)おじさん上司・先輩! 気を付けようね!

“いいかげん”が、ちょうどいい加減

報連相をするためにも気楽にいきましょう

最後に1つだけ、おじさんから若者にお願いがあります。さっきも書きましたけど。

それは、もっと“いいかげん”に行きませんか。そして、生きませんか。そのほうが、ラクですよ。

繰り返しますけど、「報連相」なんて大層なものじゃないんです。自分のためだけにやればいいんです。怒られるのが嫌だからこそ、気軽に報告・連絡・相談しちゃいましょうよ。

そして、それを怒るような上司しかいないなら……転職しちゃいましょう。ほら、『ジョブリット』っていうサイトに、学歴・経験不問の求人がたくさん載ってますよ!
(露骨な宣伝をしながら笑顔で退場)

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報連相ってそんなに難しい?
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