ジョブリット

働きたくない。仕事をしたくない。それって“9月病”かも!?

まだまだ昼間は暑いものの、朝・夕は少しずつ過ごしやすくなってきた。それなのに、なぜか働きたくない仕事に行きたくない。そんな悩みを持っている方も、いるかもしれません。

責任感の強い方、真面目な方だと、「自分はなんて怠け者なんだ……」と落ち込んでしまうかも。

でも、ちょっと待ってください。それって“9月病”かもしれませんよ?

「憂鬱になるのは春」なんて、誰が決めた?

9月病になる原因
5月病」。医学的な病名ではありませんが、この名はきっと“あなた”も聞いたことがあるでしょう。

新入社員や進学した学生が、新しい環境に適応できずに苦しむ、昔からよくある例のあれです。

でも。そもそも、気分が重くなるのは春だなんて、誰が決めたんですかね。

今回のテーマである「9月病」は、5月病の秋バージョン。要するに、秋だってストレスには気を付けましょうね、ということです。

ちなみに、日本だけのものではありません。9月病は海外にも存在します。英語では「September Blues」というのだとか。なんか、曲名みたいでかっこいいですね。

9月病になる原因

あえてタイトルに「9月病」とつけましたが、季節を除けば5月病と大差ありません

要するに、下記に代表される急激な環境変化に心身が追い付かず、さまざまな症状が出てくるということです。

【9月病になる原因】
夏バテ
寒暖差
生活リズムの乱れ
転勤などの変化

解説する必要のない原因もあるとは思いますが、かんたんに解説していきます。

9月病の原因①夏バテ

この時期、身体に大きなダメージを与えるものといえば、やはり暑さでしょう。下手をすると、最近は5月下旬くらいから30度を超える暑さが襲ってきますからね。

ということは、ぼくたちは100日以上、猛暑に晒されていることになります。バテるのも当然と言えるでしょう。

その結果、食欲の低下睡眠不足に陥ってしまい、体力がどんどん削られる。そんな状態が心に大きく影響するのも、当然だと言えます。

9月病の原因②寒暖差

序文にも書きましたが、9月ともなると、少しずつ朝・夕の暑さは和らいできます。しかしそれは、いいことばかりではありません。

昼間は35度近い猛暑日でありながら、朝・夕は涼しい。そんな寒暖差が心身のバランスを崩していきます。

また台風などによる気圧の変化も、人によっては自律神経に大きなダメージを与えることでしょう。

9月病の原因③生活リズムの乱れ

これは夏季休暇によるもの。毎日のように仕事をしていれば、生活リズムはある程度保たれます。

しかし、長期休暇中は夜更かしをしてしまったり、休みだからと昼まで寝てしまったり、どうしても不規則になってしまいます。

このリズムを立て直すことができず、9月病を発症する方も多いそうです。

9月病の原因④転勤などの変化

学生であれば9月に新学期がはじまります。また社会人でも下半期を迎える10月を控えて、転勤や配置転換などが増える時期でもあります。

上記のように心身に大きなダメージを負っている中、環境が変化することは、それだけでも大きなストレスになることでしょう。

9月病の症状

こちらも5月病とは大差ありません。

以下の症状が当てはまるという方は9月病かもしれません。自身を責めるのではなく、適切な対応をとってあげてください。

【主な9月病の症状】
[精神的な症状]
やる気が出ない
気分の落ち込み
疲れやすい
眠れない
朝、起きれない
イライラする
集中できない
食欲がない

[肉体的な症状]
身体がだるい
頭痛や肩こり
めまい、耳鳴りがする
喉がつかえる
下痢・便秘

むずかしいのは、これらの症状があるからといって、すぐに病院に行くことが最適解とは言えないこと。これは9月病も5月病と同じく、一時的なストレス症状と考えられるためです。

では、このような症状に心当たりがある場合、どう対処すればいいのでしょうか。

9月病の対処法

原因の部分でも書いたとおり、9月病は生活習慣の乱れが強く影響しています。

となれば、対処法はきわめてシンプル。生活習慣の乱れを改善すればいいのです。

具体的には、下記の3つに注意してください。

【9月病の対処法】
睡眠をとる
食事を1日3回とる
適度に運動する

睡眠にかんしては、睡眠時間だけではなく、寝る時間・起きる時間も大切になってきます。毎日同じ時間に起きて、毎日同じ時間に起きる。そこに注意するだけで、少しは楽になるはずです。

また食事も朝・昼・晩、3回食べるように気を付けてください。

最後は運動。身体を動かすことはストレス解消に繋がります。激しい運動をする必要はないので、ウォーキングなど始めやすいことから試してください。

おじさん流:ストレス発散法

ここまで、普段と違って、すごく真面目な文体になってしまいました。扱う内容が内容なので、いつもどおりにゆるく・軽く書くことが難しかったのです。

ということで、ここからは“ぼく”が普段やっているストレス発散法を紹介します。

先にお断りをしておきます。医学的見地に基づくものではありません。あくまで経験則です。ただ、大間違いではないだろうと思うものを紹介していきますね。

大声を出す

最初に紹介したいのが、こちら。ぼくの経験上、大きな声を出すとストレス発散に繋がります。

たとえば大好きなミュージシャンのライブに行って大きな声で叫ぶ

あるいは心ゆくまで1人カラオケを楽しみつくす。そのあたりでしょうか。

あ、あと絶叫マシンっていう手もありますね。気の置けないお友達とテーマパークへ行って、絶叫マシンで大声を出す。

声を出すだけではなく友人と過ごせるし、ある程度身体も動かすことになるでしょう。いろいろな意味でストレス発散ができそうです。

「そんな時間ない」「友人と時間が合わない」「お金がもったいない」

そんなこと言わないでくださいね。年を取ると、行きたくても行けなくなります。行けるときに、楽しんでおいてください。
(“ぼく”の友人たちはみんな家族を持っているので、自由に遊べません涙)

本当に好きなことをやる

これは人によると思うので、抽象的な書き方にしておきます。かんたんに言えば趣味なんですけど、その中でもいちばん好きなもの、ってことですね。

“ぼく”の場合、ここに当てはまるものはボウリングだったんです。というのも、昔はプロボウラーを目指していたくらい、本当に大好きだったから。

ただ、今はできなくなっちゃったんですよね。数年前、交通事故で骨折をして以来、右肩が(昔ほど)上がらなくなってしまったのです。

そして、「もうできない」という事実が今、大きなストレスになってのしかかってきています。

ということは、やっぱり大好きなことをやるのはストレス発散になっていたんだなと、改めて気づきました。

皆さんも、つらいときほど、本当に好きなことをやってください

水曜日に有給休暇を取る

いきなりですけど、皆さん、有給休暇っていつ使ってますか?

多分だけど、いちばん多いのは土日や祝日とくっつけて3連休、4連休をつくるパターンだと思うんですよ。

でも、これってストレスに悩んでるときにはおすすめできない気がします。だって、連休明けにとんでもない憂鬱が襲ってくるじゃないですか。

ぼくがおすすめしたいのは、水曜日に休むこと。

だって、まず月曜日の憂鬱がなくなります。2日行けば休みですからね。そして火曜日はもう普段の週末のような気分になります。

水曜日を休んだあとの木曜日だって憂鬱とは無縁です。もちろん、金曜日だって普段どおりの週末感を楽しめます。

これは「土日祝休み」の会社で働いている場合ですが、ぜひ試してみてください。

潰れるまで酒を飲む

最後に、まったくおすすめできない方法を書きます。分かってます。飲酒自体が身体にダメージを与えるし、次の日の体調も悪くなります。

何より、完全に時代遅れです。

でもね、これが“ぼく”のストレス発散法なんですよ。

というか、ぼくは子どものころからずっと、睡眠障害に悩んでいます。ま、当時はそんな言葉、なかったけどさ。

もうとっくにおじさんになった今でも、ぼくにとって「眠る」という行為は、一生懸命がんばらないと実行できない苦痛を伴うイベントなんです。

でも、お酒を飲めば、多少は眠りやすくなるんです。

だから、お酒をがぶがぶ飲んで、酔いつぶれるという形で睡眠時間を確保することがあります。

そして、これには副産物があります。自分の限度を超えてお酒を飲んで、寝て、起きると……そう、昨日のことを覚えてないんです(笑)。

繰り返しますけど、飲酒は身体に深刻なダメージを与えます。特に、潰れるまで飲むなんて、身体にいいわけありません。

本当にどうしようもないときだけ、やってみてください。

何より、「最後の手段」を用意しておくことで、使わなくても気が楽になることもありますからね。

まとめ:9月“病”で無理をするのは逆効果!

9月病の特効薬はストレス発散!
皆さん、風邪をひいたとき、どうしますか? もちろん休みますよね。

5月病や9月病も同じです。“病”ってついてるんだから病気です。無理をしてはいけません。こじらせるより、数日休むほうが絶対に得です。あなたにとっても、会社にとっても。

原因を知れば、予防ができます。対処法を知っていれば、治し方が分かるはずです。

今、仕事をしたくない、働きたくないと思っている“あなた”。

それは、ただの甘えですか?

それとも、9月病のようなストレス症状ですか?

もしくは、ガチで仕事が合っていないのかもしれません。

人間ですからね。心の中から、甘い囁きが聞こえることもあるでしょう。そんなときは、以前紹介したロイ・キーンの名言を読んで、自分を奮い立たせてください。

環境に適応できず、ストレスが溜まっているのなら、休める範囲で仕事を休み、ストレスを発散してください。きっと、嘘みたいに楽になるはずです。

そして、ガチで今の仕事が合っていないのなら……。そのときは『ジョブリット』で転職先を探してみてください!

\学歴・経験不問の求人は/
\『ジョブリット』で検索/
ジョブリット

ジョブリットは未経験・学歴不問の求人情報を集めた求人サイトです。ドライバー職、営業職、ライン作業、建築作業員、フォークリ…

働きたくない。仕事をしたくない。それって9月病かも!
この記事が参考になったらフォローしよう!