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今さら聞けない!面接前に知っておきたいマナーを総まとめ!

面接の合否を左右するポイントはどこだと思いますか?

学歴実績資格の有無人柄受け答え

たしかに、どれも大事な要素です。

しかし、これらと同じかそれ以上に、面接官がチェックするポイントがあります。

それが面接中のマナー

特にこれまでの実績を問われにくい新卒や第二新卒の方にとっては、ライバルに差をつけるポイントになります。

また、ある程度キャリアを積んでからの転職の場合、相手企業は「ある程度、ビジネスマナーを心得ていて当たり前」と期待しています。

かんたんに言えば、キャリアや実績を問う以前の問題。大前提ということ。

つまり、面接中のマナーを知っているかどうかは、年齢やキャリアを問わず大事なポイントなのです。

しっかり準備しておこう!事前にできるマナーを紹介!

今回紹介する面接のマナー
先ほど書いたとおり、合否に大きく影響するのがマナー

応募者の年齢やキャリアを問わず大事なポイントであると同時に、応募先の業界や職種にかかわらず重要な部分でもあります。

そこで、今回は面接時に押さえておきたいマナーのうち、準備段階のものをご紹介いたします。

社会人としては当たり前のことばかり。しかし、当たり前すぎるとうっかり忘れてしまうこともあります。

人生を左右する大事な面接で失敗しないよう、必ずチェックしてください!

面接のマナー①髪型

人は見た目が9割。そう言われるほど、第一印象に大きく影響します。

その中でも気を付けたいのがヘアスタイルです。

とはいえ、そうむずかしいことはありません。極端な話、清潔感さえ与えられれば問題はないのです。

ここではケースごとに「清潔感を与えやすいヘアスタイル」を解説していきます。

髪色について

業界や職種にもよりますが、基本的には、もしくは自然な茶色が理想的です。反対に、金髪のように明るすぎたり、緑などの先鋭的な色は好ましくありません

ただし、例外があります。それはアパレル業界への就職を考えているケース。

このあと解説するヘアスタイルも含めて、アパレル業界には個人のセンスを見極めたいと考える面接官が多いため、この限りではありません。

ショートヘアの場合

髪が短い場合は、むずかしく考える必要はありません。つんつんに逆立てるなど前衛的なヘアスタイルでなければ、そこまで悪印象を与えることはないでしょう。

ただ前髪の長さによっては、お辞儀のたびに髪が目にかかるかもしれません。毎回、それを手でかき上げていては面接官は気になりますし、本人も面接に集中できないでしょう。

その場合はヘアワックスやムースを使用するか耳にかけるなどして、目にかからないように整えておきましょう

ちなみに、整髪料は無香性のものを選ぶのがマナーです。

ロングヘアの場合

髪が鎖骨や胸あたりまで長い場合は、ゴムなどでまとめるのがマナー。一般的に、面接では落ち着いた髪型ほど好まれるため、ポニーテールやサイドポニー、ハーフアップよりも、シンプルなひとつ結びがおすすめです。

ちなみに、前髪は幼く見えてしまう(=頼りなく見られる)いわゆる“ぱっつん”も避けたほうが無難。眉毛や目にかからないないよう、8;2もしくは9:1程度で左右に流しましょう。

面接のマナー②服装

近年はオフィスカジュアルが浸透していますが、それでも面接におすすめの服装はやはりスーツでしょう。

とはいえ、結婚式や成人式で着用するような派手なものはNG。黒か紺、濃いめのグレーを中心としたリクルートスーツの着用がおすすめです。

ネクタイについて

ネクタイは派手さを感じさせない範囲で、明るい色を選ぶのが基本。具体的には青や水色、エンジあたりがおすすめです。

ちなみに、相手に与える印象は色によって変わります。ご自身のキャラクターや相手企業に合わせて選んでください。

【色と印象】
青:知的、勤勉、真面目さをあらわす
赤:心理学的にやる気を起こさせる

※ただし就活に赤は派手すぎるため、エンジがおすすめ
黄:明るい印象、親近感を与える
グレー:警戒心をやわらげ、落ち着いた印象を与える

また柄については、レジメンタルやチェックなどシンプルなものがおすすめ。大きな柄物は避けたほうが無難です。

Yシャツ/ブラウス

こちらもやはりシンプルなものが好まれる傾向にあります。無地の白いトップスがベストで、薄いブルー、ブラウスであれば薄いピンクあたりまでが許容範囲でしょう。

注意すべきは、シワ折り目しわくちゃのシャツを着ていくのが論外なのは当然ですが、かといって買ったばかりで折り目がはっきりついたシャツも不格好に見られます。

面接のために購入した場合、洗濯とアイロンがけを済ませておきましょう

パンツスーツorスカートスーツ?

スーツのスタイルを気にする方もいるでしょう。先に答えを書いてしまうと、どちらでもかまいません

強いて言えば、パンツスタイルは活発な印象を与えるのに対して、スカートは大人しい印象になります。ご自身のキャラクターに合わせてお選びください。

念のために書いておくと、スカートの丈は座ったときに膝が隠れる程度の長さが理想。短すぎるものは当然NGです。

スーツの例外

30歳前後のある程度キャリアを持っている方の場合、上記は参考になりません。リクルートスーツなどはフレッシュな印象を与える分、キャリアからくる貫禄を薄めてしまうからです。

派手すぎないという前提を保ったうえで、実績のある方は普段着用しているスーツやジャケットで面接に臨みましょう。

面接のマナー③マスク

新型コロナの流行以降、マスクを着用していい場面は確実に拡大しました。面接においても、マスクを着用している応募者に対して「マスクを外してください」とは言わない(言えない)かもしれません。

とはいえ、表情が見えないことは面接において大きなマイナス

会場に到着するまでは着用していても問題ありませんが、ビルや建物に入るタイミングでマスクをはずしましょう

面接のマナー④カバン

こちらも近年の流れですが、ビジネスシーンでもリュックタイプのバッグを使用するビジネスマンが増加しています。

ただし、面接の場にふさわしいのは、やはり手提げタイプ。面接で資料をもらうことを考慮して、折り畳まずにA4サイズを収納できるサイズがおすすめです。

色についてはスーツや髪色と同じく、落ち着いた色合いがベスト。黒やネイビー、濃い茶色などが無難でしょう。

カバン選びのコツ

若い方であれば、そこまで神経質になる必要はありません。学生バッグのように安っぽい印象さえ与えなければOKです。

また、材質が革の場合、使い込むほどに“味”が出てきますが、そこも若い方にはあまり関係ない話。買ったばかりのものでも問題ないどころか、かえってフレッシュな印象を与えてくれるかもしれません。

ひとつ、面接時に役立つコツをお伝えすると、自立できるカバンがおすすめ。というのも面接中はカバンを床に置くことになるからです。

その際、机の脚などに立てかけていると、どうしてもだらしない印象がついてしまいます。反対に立てかけずとも自立していれば、その持ち主もしっかりした人だと思ってもらえます。

カバンは靴とならんで、他人の印象を左右する重要なアイテム。自身の好みはもちろん、周囲からの目を意識して選んでください

面接のマナー⑤腕時計

現代では多くの方がスマホで時間を確認しています。そのため、腕時計を持っていない方が多いかもしれません。実際、面接で腕時計を着用していなくても問題はありません。

ただし、面接中にスマホを開くことはNG。むしろ、着信音やバイブレーションが鳴らないよう、入室後に電源を切っておくべきです。

そのため、時間を気にする方であれば、腕時計は身に付けておいたほうが無難です。

選び方としては、華美なものやカジュアルすぎるものを避け、黒や銀などのシンプルなものを選びましょう。

面接のマナー⑥到着時間

最後に、もっとも大切なマナーをご紹介。それは、絶対に遅刻しないことです。

とはいえ、早く着けばいいというものでもありません。会場到着は10分前が理想です。

ただし、最初から10分前を目標に家を出てしまうと、電車の遅延や乗り換えミスなどで遅刻してしまうことも。

30分~1時間前を目標に家を出て、会場近辺の喫茶店などで身だしなみを整えたり、企業情報の再確認にあてましょう。

遅刻しそうな場合は?

どれだけ気を付けていても、遅刻してしまうこともあるかもしれません。遅刻の可能性に気づいたら、すぐに電話で担当者に連絡しましょう

ここで注意すべきポイントは2つ。

まず、連絡手段は必ず電話を用いること。メールでは相手が読んだかどうかの確認ができません。

もし、担当者が出ない場合には、電話に出た方に名前と用件を伝えてもらうようお願いをしたうえで、担当者にメールを送るのがマナーです。

もうひとつは、「間に合うかもしれないから、電話せずにとにかく急ぐ」という発想をなくすこと。連絡なく遅刻してしまうことは必ず避けなければなりませんし、ぎりぎりで間に合ったとしても髪も服装も乱れていては悪印象は免れません。

遅刻の可能性に気づいた時点で“すぐに”、“電話で”連絡することを覚えておいてください。

まとめ:派手な装飾を避けるだけ!

派手なものを避ければOK!
今回は、絶対に押さえておきたい面接のマナー第1弾として、事前準備編をお届けしました。

読んでくださった方にはお分かりだと思いますが、特にむずかしいことはありません。とにかく派手なことを避け、落ち着いたアイテムを選べばOKです。

ただ、むずかしくないからといって気を抜くと、大きなダメージを受けてしまうのも事実。また最初にも書きましたが、特に緊張しやすい面接当日は、普段なら起こさないミスが生まれやすいタイミングでもあります。

今回、紹介したものは、どれも事前に準備できるものばかり。

気を抜くことなく万全の準備を整え、安心して面接に集中できる環境を整えてください

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