今回は、みんなの「働きたくないと思う理由」をランキング形式でお届けしたいと思います。
というのも、ちょっと前に「働きたくない…それって9月病?」というコラムを書いたんですよね。
そしたらそのあと、本サイトで「働きたくない人におすすめの仕事」っていう記事が上がりましてね。
そして、その記事内で、働きたくない理由が5つ紹介されていたんです。
それを読んでいて、こういうのってランキングになってないのかな? と調べたところ、いくつもありました。
なんかちょっとマッチポンプっぽいし、それに“他人のふんどし相撲”感も満載ですが、いろんなサイトのデータをグググっとまとめたものを紹介します!
1位はダントツ!働きたくない理由ランキングを紹介!
もったいぶっても仕方ないので、まずはランキングを紹介しますね。
いろんなサイトの数値を個人的にまとめた、働きたくない理由ランキングはこちらです!
働きたくない理由ランキング | ||
1位 | 人間関係 | 28.2pt |
2位 | 体調不良 | 16.6pt |
3位 | 仕事内容 | 11.3pt |
4位 | やりがいがない | 9.4pt |
5位 | やる気が出ない | 7.6pt |
6位 | 労働時間が長い | 6.2pt |
通勤がつらい | ||
8位 | 評価に不満 | 4.3pt |
9位 | 給料が安い | 4.2pt |
10位 | 仕事でミスをした | 4.1pt |
いかがでしょうか。皆さん、納得できますか?
ではここから、気になるものをピックアップしながら、その対処法なんかも考えてみましょう。
働きたくない理由①人間関係
まあ、なんとなく想像はできました。会社に行きたくないのって、やっぱり人間関係が大きいんでしょうね。
多分ですけど、これって大きな喧嘩とかじゃない気がするんですよ。どっちかっていうと、なんとなく気が合わないみたいな、周りから見たら「気にしすぎだよ~」って笑われて終わっちゃう程度の問題が中心ではないでしょうか。
でも、本人にとっては笑いごとではありません。
ちなみに、以前このコラムで紹介した「退職理由ランキング」ではあまりランキング的に高くなかったものの、やっぱりいつの時代も社内の人間関係は大変です。
ちなみに、セクハラやパワハラなど、犯罪レベルのものは別項目(12位・3.2pt)なので含まれていません。
というか、それらが単品でランクインしちゃうなんて、こっちも大問題ですね…。
おじさん流対処法:できるだけ距離を置く
これに関しては以前に書いたことがあるので、かんたんに。
当然ながら、“ぼく”も人間関係に悩んだことはあります。でも、そこはおじさんですからね。会社に行きたくないと思うほどこじらせたことはありません。
ただ、本当に大っ嫌いだった年下の先輩については、上司を含む周囲に堂々と宣言し、物理的に距離を取りました。そして、極力、一緒に仕事をしなくていい環境を作りました。
精神をすり減らしながら仕事をしても、本人にも相手にも、そして会社にも、いいことなんてありません。
ぼくは、上司に直訴して距離を取るという方法をおすすめします。
働きたくない理由②体調不良
個人的に、めちゃくちゃ意外だったのがこちら。だってさ、体調不良なら休みましょうよ。
あ、ちがうか。あくまで、会社に行きたくない理由だから、実際に行ったかどうかは別問題ってことですかね。
それならば、皆さんがこの理由できちんと休めていることを願っています。
おじさん流対処法:無理、ダメ、絶対!
これは、原因によって変わりますよね。
まず、風邪とかの分かりやすい体調不良なら、きちんと休みましょうね。無理して出社しても、いいことはありません。本人にも、会社にも。
それに、周りにうつしちゃったら、会社は大打撃ですから。
それでもなにかアドバイスをするならば、仕事は早めに片付けておきましょうくらいですかね。
これも前に書いた気がしますが、仕事を早めに片付けておけば、イレギュラーに対応できますから。
ただ、原因がストレスの場合は大変でしょうね。1日や2日休んだところで、よくならないですもん。
こちらにかんしては、気の利いたアドバイスが浮かびません。オンオフをつけて、休みの日に趣味をたっぷり楽しんで、ストレスを発散しておきましょう。そんな、通り一遍のことしか言えません。ごめんなさい。
働きたくない理由③仕事内容
好きなことを仕事にしている、ある意味専門職みたいなぼくにとっては、実感しにくい理由です。
ただ、以前、他のコラムで調べていたら「苦手な仕事ばかり任される」という声を見つけて、妙に納得しました。
これも、本当につらいですよね。うまくいくわけないし、失敗したら毎回怒られるんだろうし。
あと、今回調べているときに、「プレゼンや会議などのある日は、プレッシャーを感じる」という意見も目にしました。
正直、ぼくは無神経なのであんまり緊張したりしないんだけど、これも現象としてはとても納得です。
どちらかというと、ぼくと同じ世代の人たち、部下を束ねる立場の人に言いたいです。プレッシャーなんか与えてどうすんの? やり方、変えましょうね。いいこと、何一つありませんよ。
働きたくない理由④やりがいがない
対処法はちょっと後回しにして、次の理由。やりがいを感じられない人、多いみたいですね。
これもぼくにはあんまり想像できない理由だったりします。
じゃあ、なんでやりがいを感じられないのか。調べていたら、こんなコメントがありました。
「お金のためだけに働いているから」
ああ……それなら、そうでしょうね。
なんか、もったいないと感じてしまいます。
働きたくない理由⑤やる気が出ない
もうひとつ、先に理由の解説。
というか、最終的にはすべてここに行き着くんじゃないでしょうか。人間関係が面倒だから、体調がすぐれないから、仕事内容がつまんないから、やりがいがないから。
だから、やる気が出ない。
そういう最終着地点だと感じました。
でも、ですよ。多くの人がやる気のでない理由を述べている中、こう答えるのは、それなりの理由があるかもしれません。
つまり、特にいやなことはないんだけど、なんとなくやる気が出ない。そう考えている人も含まれるのかもしれません。
それはストレスのせいなのか、それとも鬱みたいな無気力状態なのか。
なんにせよ、「なんとなくやる気が出ない」っていうのは、ある意味いちばん危険な状態ではないでしょうか。
おじさん流対処法:本気になってみる
さて、ここの対処法は、うえの3つすべてに対するものです。
先ほど書いたとおり、ぼくは好きな仕事をしています。だから、3つの理由には縁がありません。多分、今後も同じでしょう。
ということは、皆さんも仕事を好きになればいいのではないでしょうか。
そして、どうすれば仕事を好きになれるか。多分ですが、本気で仕事に取り組んでみることが大事だと思います。
そうしたら、気づかなかったいいところ、楽しいポイント、変えてみたいこと、いろいろ見つかると思うんですよ。
何度かコラムでもネタにしていますが、現代では多くの人が仕事に価値を見出していません。お金のため、趣味のために働く人がマジョリティみたいです。
それってつまり、本気じゃないってことですよね。だから、いいところ、楽しいところに気づいてないんじゃないかな。
よほどの大富豪のご子息や、宝くじが当たったラッキーマンを除けば、みんな仕事をしないと生きていけません。
だったら、仕事を楽しんだほうがお得ですよ。
あ、一応、言っておきますね。残業しろとか、休日出勤を断るなとかじゃないですよ。就業時間中だけ、本気で取り組んでみてください。
働きたくない理由⑥労働時間が長い
ここにはきっと、残業や休日出勤も含まれるんでしょうね。
ぼくが若かったころに比べると少しだけマシになった気もしますが、まだまだ日本では長時間労働=がんばってる、定時で帰る=やる気がない、みたいに思われがちです。
でもさ、絶対に間違ってるよね。1分たりとも残業することなく、時間内に仕事をすべて終わらせる。それがプロってもんですよ、うん。
おじさん流対処法:さっさと帰る!
ぼくはね、ものごとを「自分基準」で考えていいと思うんですよ。要は、自分の仕事が終わったら、さっさと帰っていいと思うんです。
だって、抱えてる仕事量とか、忙しいタイミングとか、人によってばらばらじゃないですか。それなのに、先輩が帰るのを待つなんてばかばかしいですよ。
それとは別に、定時までには片付けられない量を当たり前に渡されるなら……転職しちゃいましょ。そんな会社に明るい未来なんてないから。
働きたくない理由⑦仕事でミスをした
順位が飛んで10位ですけど、最後にこれだけはピックアップしておきたいです。
なんかね、テレビとかネットの体験談で、ときどき見かけるんですよ。「仕事でミスして気まずいから、会社に行きづらい」って。
ということは、ミスに対して厳しい先輩や上司って意外と多いのかな。特に、1回怒るだけじゃなく、継続してねちねち言ってくる奴がさ。
でもね、気にしなくていいですよ。ミスしない奴なんて、1人もいません。ぼくなんか、いい年をして未だにミスしまくりですよ。そうですね。自慢になりませんね。
でもね、絶対にね、あなたの上司も先輩も同僚も後輩も、みんなミスをしているんです。ミスしたくせに、何食わぬ顔で出社しているだけなんです。
そう考えたら、少しだけ楽になりませんか?
おじさん流対処法:先輩の力を借りる!
いやもう、上で書いちゃいましたけど、ほんとに何一つ気にしないことです。だって、ミスをゼロにするのは絶対に無理だし、そもそも“ミスしたくてミスをする”人なんていませんし。
だから、一言にするなら「気にするな」だけで終わりです。
でもそこに、なにかもう一つ付け加えるなら……。そうですね。「馬鹿を発見するチャンスを作ってやったぜ!」と考えてはいかがでしょう。
さっきから書いているけど、“絶対にミスしない”なんて無理なんですよ。それなのに、ねちねちああだこうだ言うのって、馬鹿の証明だと言えませんかね。
ただね、いわゆるケアレスミスだけは、この限りではありません。それなら素直に反省して、ミスしない環境づくりを心がけるべきです。
コツとしては、そんなときは先輩に相談しましょう。「○○を見落としちゃうんですけど、どうしたらミスしない環境をつくれますかね?」って。
これまた大昔に書いたことですが、前向きにもがく後輩はかわいいものです。先輩って、上司って、そういう生き物なんです。
これまたチャンスだと思って、先輩の力を借りてください!
まとめ:どんな仕事も楽しめるはず
ぼくは、どんな仕事にも面白い・楽しいポイントがあると思うんですよ。
もしかしたら、ライターという大好きなことを仕事にしているから、そう思うのかもしれませんが。
でもさ、人間だってそうじゃないですか。どんな人にもいいところと悪いところがありますよね。きっと、仕事もそうなんです。
そして、いいところを見つけようと思ったら、真正面から真剣に向き合わないとね。
転職を考えるのは、それを試してからでも遅くないと思います。
それにね。仕事を楽しいと思えたら、周囲との関係も良くなっていく気がするんですよ。そんなことも含めて、ぜひ一度、騙されたと思って仕事と真剣に向き合ってみてください。
そして、それでもやっぱりダメだったら。
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