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やりがいも収入も実力次第!営業職の魅力と特徴を解説!

世の中にある数多くの職業の中でも、もっとも有名な職業の1つ。それが営業職ではないでしょうか。

最大の特徴は、固定給にくわえてインセンティブなどの成果報酬が発生すること。つまり、自分の実績がそのまま給料に反映されるため、やりがいを感じやすい仕事だと言われています。

しかし、ひとくちに営業職といっても、いろいろな職種があることをご存じでしょうか。

今回は営業職に分類される職種の紹介特徴魅力などをご紹介いたします!

営業職のステータス
(ジョブリットメディア編集部調べ)
転職のしやすさ★★★★★
収入面★★★★☆
スキルアップのしやすさ★★★★★
業界/職種の将来性★★★☆☆
おすすめ度★★★★☆

営業職ってどんな仕事?

営業職とは?
一言であらわすなら、自社の商品やサービスを客様に提案し購入してもらう仕事。それが営業職です。

企業活動に欠かせない重要なポジションで、業界を問わずほとんどの会社に存在します。

しかし、前述のとおりその種類はさまざま。

ここではまず、営業職に分類される職種を紹介していきます。

営業職の分類

学歴・経験不問の求人メディア『ジョブリット』で「営業職」のカテゴリに含まれる職種は下記の4つ。

【営業職に含まれる職種】
バイヤー
法人営業
個人営業
インサイドセールス・テレアポ

まずは、これらの職種をかんたんに解説していきます。

バイヤー

いきなりで恐縮ですが、いわゆる“営業職”とは一線を画す職種がこちら。営業職を英語であらわせば「sales parson」ですが、バイヤーは「buyer」。つまり、セール(販売)をする仕事バイ(購入)をする仕事という大きな違いがあります。

かんたんに言えば、商品の買い付けに伴い仕入れ価格や量を交渉するのがバイヤーということになります。

法人営業

法人、つまり企業や団体を対象にセールスをかける仕事がこちら。扱う商材は自動車や電化製品といった有形商材だけではなく、保険や広告、求人情報のように無形のサービスの場合もあります。

対象となるのも大企業から中小企業までさまざま。

すでに自社の競合製品やサービスを導入しているケースも多く、成果を出すことがむずかしい側面もあります。ただし、一度販路を獲得できれば長期にわたって大口の顧客となることもあるため、スキル次第では大きな収入を得られる形態です。

個人営業

主に、一般消費者や家庭を対象に営業活動を行うのが個人営業。こちらも商材はさまざまですが、比較的安価なサービスが中心となるでしょう。

法人と比較すると、競合製品/サービスを持っていないお客様が多く販売が成立しやすいという特徴も。一方で、買い替えの頻度が少ない継続的な購入が見込みづらいなど、法人営業とは違った大変さがあります。

インサイドセールス・テレアポ

ここまでは顧客の元へと出向いての活動がメインでしたが、こちらは自社ないし自宅で業務を行う職種です。

電話やメール、Web会議ツールなどを活用して商材を提案するのがインサイドセールス。移動に時間を取られないうえに移動費や宿泊費も不要というメリットから、ニーズが急増しています。

テレアポの正式名称はテレフォン・アポインター。電話で顧客との打ち合わせ日時を確定させる、営業のアシスタント的な職種と言えます。多くの企業では専門のスタッフが行いますが、未経験者が練習の一環としてテレアポから始めるケースも。また、経験豊富な営業スタッフであっても、新規開拓のためにテレアポを行うこともあります。

年収は?転職難易度は?営業職の魅力を解説!

営業職に必要な資格は?
ここからは誰もが気になる営業職の年収転職のしやすさを解説していきます。

今回も厚生労働省が発表している「一般職業紹介状況」や職業情報提供サイト『job tag』などのデータを参考に、営業職の特徴をチェックしていきましょう。

有効求人倍率

厚生労働省の分類では営業をひとまとめにしているので、今回は『job tag』のデータを抜粋します。

【営業職の有効求人倍率】
商社営業12.1倍
保健営業8.01倍
営業(IT)3.88倍
広告営業2.76倍
食品営業4.71倍
自動車営業10.18倍
OA機器営業14.9倍
マーチャンダイザー・バイヤー1.4倍

ちなみに有効求人倍率とは、求職者1人に対して何社が募集をかけているかという数値です。かんたんに言えば、数値が大きいほど募集が多い=就職しやすいということ。その観点から見れば、営業職はどの業界であっても転職しやすい職種といえそうです。

賃金

こちらも『job tag』のデータを元にお伝えします。

ただし、『job tag』が使用する「賃金構造基本統計調査」の分類上、いくつかの職種はまとめられていますので、ご注意ください。

【営業職の賃金(年収)】
商社営業/広告営業/食品営業579.5万円
保健営業469.2万円
営業(IT)620.4万円
自動車営業/OA機器営業533.5万円
マーチャンダイザー・バイヤー515.7万円

ちなみに、令和4年度の日本人の平均年収は約458万円で、正社員に限定すると約523万円。いずれの業種も平均かそれ以上ですので、稼ぎやすいというイメージは間違っていないかもしれません。

ただし、営業職は個人の実績により収入が大きく変わる職業。数値だけを見て「ITの方が稼げるのか」と考えてしまうと、実際に働いたときにギャップが生まれるかもしれません。

労働時間

1月あたりの平均労働時間は保険営業のみ148時間と極端に短くなっていますが、他職種は166~170時間。日本人の1カ月の平均労働時間は164時間程度と言われますので、わずかに長い程度という感じでしょう。

ただし、ここにも注意点があります。顧客によっては深夜や土日に訪問をすることもあれば、曜日や時間を問わず急遽の連絡が入ることも避けられません。

顧客の都合に合わせる必要がある職種ということは、あらかじめご承知おきください。

将来性

AIの発展に伴い、「なくなる職業」が話題に上ることもある昨今。では営業職はどうなのかというと、総務省の「労働力調査結果」では、営業職として働く人は2008年から2023年の15年で870万人から810万人まで減少したそうです。

しかし、この数字だけを見て「営業がなくなる」とは言えません。

実際、業界・業種を問わずほぼすべての企業にとって営業職は欠かせない職業です。

また、AIにはできない“人と人との繋がり”が大きく影響することもあり、少なくとも数十年は営業職がなくなることはないでしょう

必要なのはたった1つ!営業職で役立つ資格!

先に見たように、営業職は有効求人倍率が極めて高い、つまり採用されやすい職種です。そして実際に、多くの未経験者が活躍しているフィールドでもあります。

未経験者が飛び込みやすいということは、就職/転職にあたり必要な資格が少ないということに他なりません。

ですが1つだけ、必ず持っておいたほうがいい資格があります。

【営業職で役立つ資格】
普通自動車第一種免許

必要な資格。それは運転免許です。多くの場合、社用車や自家用車を活用して顧客先を訪問するため、ほぼ必須と言える資格です。

ちなみに、近年は社用車の多くがAT車なので、AT限定でも問題にならないケースがほとんどです。

資格より大切!営業職で役立つスキル!

営業職に資格はあまり必要ありませんが、その分スキルは求められます。正確には、スキルがないと稼げない、と言うべきかもしれません。

ここでは営業職で活かせるヒューマンスキルをご紹介します。

【営業職で役立つスキル】
コミュニケーション能力
分析力
プレゼンテーション能力
記憶力

多くの方が想像できると思いますが、営業職ではコミュニケーション能力は欠かせません。ただその詳細をつきつめると、意外に思われることもあるでしょう。

というのも、重要なのはトークスキルよりヒアリング力だと言われているから。相手の話を聞き要望を汲み取らなければ、必要な商品/サービスを提供できないということでしょう。

同時に、相手の話の中からニーズを分析する力も必要になるでしょう。

そして適すると思われる商品/サービスをプレゼンする力も当然、必須となります。

最後に紹介したいのは記憶力。異なる課題を持つ多くの顧客を抱える中、目の前の相手と前にどんな会話していたかを瞬時に思い出す必要があるからです。

また断片的な情報を記憶しておき繋ぎ合わせることで、隠れたニーズに気づくこともあるため、記憶力は非常に重要な要素だと言えるでしょう。

業界も職種も多彩!営業職のキャリアパスを紹介!

何度か述べたとおり、営業職はほぼすべての企業活動に不可欠な職種。そのため、キャリアパスも実に多彩です。

営業職を続ける場合でも、実績次第で業界を変えたり、より大きな企業へ転職したりも可能でしょう。また自社に留まり、管理職への道を進むことも選べます。

またバイヤーに多いのが、より広範囲の業務を請け負うマーチャンダイザーへのステップアップでしょうか。

もうひとつ、営業職からの転身先で多いのはコンサルタント。クライアント企業の経営課題を把握しソリューションを提案するこの仕事は、営業職からのキャリアチェンジとしてぴったりと言えるでしょう。

こちらも結果次第で大きな報酬を得られる、夢のある仕事の代表格です。

まとめ:稼げるかどうかは自分次第!

営業職で稼げるかどうかは自分次第!
営業職は平均年収の高い仕事です。同時に、個人差が大きい職種でもあります。

つまり稼げるかどうかは、自分次第ということ。スキルや経験を活かして活躍すれば、中小企業でも大きな収入が得られます

反面、結果を残せなければ大企業でも満足いく収入は得られないかもしれません

そして活躍するほど収入もアップし、さらにキャリアパスも多彩になっていきます。

努力を正当に評価してほしい

自分のスキルで、同年代よりも高い収入を得たい

なにより、やりがいのある仕事をしたい

そんな方はぜひ『ジョブリット』で営業職を探してみてください!

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