職場で「もしかして嫌われてる?」と悩んだ経験はありませんか?
飲み会や食事に誘われない、あまり話しかけられない、なんとなく避けられていると感じる。
そんなふうに悩んだ状態が続いてしまうと、いずれ会社に行くこと自体がツラくなってしまうかもしれません。
また人間関係が良好でないと、仕事に影響してしまうこともあるでしょう。
そこで今回は、他人に嫌われてしまう特徴を紹介いたします。
思い当たることがないかを確認して、必要であれば言動を見つめ直してください。
・嫌われる人には共通の特徴がある
・他人からどう見られるかを考えよう
・自分の感情は自分でコントロールしよう
・感謝や謝罪は素直に伝えよう
嫌われる人の特徴とは?
人の性格はまさに「十人十色」。人それぞれ、さまざまです。
しかし、嫌われる人には共通する特徴があります。
まずは会社、プライベートを問わず、他人に嫌われる人の特徴を10個、紹介いたします。
嫌われる人の特徴10選
・感情的になりやすい
・悪口や愚痴など、ネガティブな発言が多い
・自己中心的/協調性がない
・口が軽い
・失敗を人のせいにする/自分の非を認めない
・人の話を聞かない
・自慢話ばかりする/承認欲求が強い
・清潔感がない
・素直に「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない
・空気が読めない
いかがでしょうか。思い当たる点はありますか?
ではこれらをかんたんに解説していきます。
感情的になりやすい
思いどおりにならないとすぐに怒ってしまったり、反対にいいことがあると大喜びしてしまったり。感情のコントロールが苦手だと、他人からは「扱いにくい」と思われてしまいます。
何が起きても心の中で一度受け止めてからオーバー過ぎないリアクションを取るように心がけましょう。
悪口や愚痴など、ネガティブな発言が多い
たとえ会話を盛り上げるつもりだったとしても、悪口や愚痴ばかり聞かされる相手はたまりません。
また、「自分がいない場所では、自分も同じことを言われているのでは?」と思われてしまうことも、人が離れていく要因になります。
飲み会や食事の席など、クローズドな場所でこそ気を付けたい部分です。
自己中心的/協調性がない
自分の考えばかり優先してしまうと、周囲の人はいい感情を抱きません。
自分では気づきにくい要素ではありますが、仕事に限らずプライベートでも周囲の人たちと歩調を合わせられるように意識してください。
口が軽い
あなただけに話したことを他の人も知っていたら、話してくれた人からの信用は失われます。
仕事に関することはもちろん、特に内緒と言われていないプライベートなことも、気軽に他人に教えることは控えましょう。
失敗を人のせいにする/自分の非を認めない
何があっても自分以外の責任にしてしまう、いわゆる「他責思考」も嫌われやすい人が持つ特徴です。
なにか失敗してしまったときは、言い訳をしたりごまかしたりせず、正面から見つめ直してください。
人の話を聞かない
コミュニケーション能力の高い人は、自分が話すよりも相手に話をさせるのが上手だと言われます。
相手の話をさえぎって自分が話し始めたり、真剣の話の最中にスマホをいじったりと、話を真剣に聞いてくれない人の周囲からは、どんどん人が離れていってしまうでしょう。
自慢話ばかりする/承認欲求が強い
「自分を認めてほしい」という気持ちが強すぎるあまり自慢話ばかりしてしまうと、他者から距離を取られたり、反感を買ったりしてしまいます。
特に、「自虐を装った自慢話」は嫌われやすい傾向にあるので注意してください。
清潔感がない
見た目の清潔感も、他人に好かれる重要な要素。服装や髪型、体臭や口臭など、相手に不快感を与えることがないように気を付けましょう。
ここに関しては、気を付けるだけで一定以上の対処が可能なので、必要に応じた対策を考えましょう。
素直に「ありがとう」「ごめんなさい」が言えない
「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、職場ではもちろん、親しい友人や家族相手であっても最低限の礼儀は欠かせません。
特に仕事上では、この2つの言葉が言えないことでより大きなトラブルを引き起こすことも。感謝と謝罪は恥ずかしがらず素直に伝えましょう。
空気が読めない
今回紹介している特徴の中でもっとも本人が気づきにくく、また直しにくいポイントかもしれません。
ただし、空気が読めない人には下記のような特徴があります。
・相手の話を、相手の意図通りに受け取れない
・周りが見えていない
・言葉選びを間違えて、意図せず相手を傷つける
・声が大きい
これらを総合すると、時間がかかってもいいのでじっくり考えてからリアクションするように心がけるといいかもしれません。
職場で嫌われる人の特徴
ここまではビジネス、プライベートを問わず、一般的な嫌われる人の特徴を解説してきました。
しかし、プライベートでは問題は起きないのに、会社でうまくコミュニケーションが取れないという人もいるでしょう。
会社、特に部署は限られた人と毎日顔を合わせ、好き嫌いにかかわらず仕事を共にする、少し特殊な空間。当然、気を付けたいポイントも一般的なものとは異なります。
会社で嫌われる人の特徴5選
・責任感や上昇志向がない
・やる前から「無理」を連発する
・時間にルーズ
・無断遅刻/欠勤が多い
・他人に仕事を押し付ける
これらについても、かんたんに解説していきます。
責任感や上昇志向がない
仕事では、業務を行う代わりに給料という対価をもらっています。いわば、どんな社員もプロフェッショナルであるべきであり、そこに新人もベテランも関係ありません。
にもかかわず、任された仕事に対して責任感が持てなかったり、成長しようという意欲が見えなかったりすると、上司や同僚から見放されてしまいます。
たとえ、自分のやりたいことと違っていても、対価をもらう以上はプロに徹して誠実に業務と向き合ってください。
やる前から「無理」を連発する
仕事ですから、やりたくないことを任させることもあるでしょう。しかし、仕事に取り組む前から「無理です」を連発してしまう人は、会社では敬遠されてしまいます。
もし苦手なことであったとしても、上司や先輩は「あなたならできる」と思って任せようとしているはず。
会社で好かれる人になるためには、まずやってみること。また壁にぶち当たっても「ここがうまくいかないのですが、どうしたらいいでしょうか」と前向きな相談を持ち掛けるように心がけましょう。
時間にルーズ
プライベートであれば、わずかな時間の遅れは「ごめんなさい」の一言で済むかもしれません。
しかし、仕事は完全に別物。納期や待ち合わせ時間を守れないと、周囲に大きな迷惑にかけてしまいます。
今日の予定や納期をスマホやパソコンのスケジューラーにメモをして、毎朝必ず確認するくせをつければ防げるはず。
社会人としての基本なので、必ず実践してください。
無断遅刻・欠勤が多い
遅刻や欠勤をする場合、事前に連絡をする。これも社会人として最低限のマナーです。
ということは、これを守れない人は見放されることに繋がります。
体調不良などで遅刻、欠勤をする場合、必ず始業前に上司に連絡をしましょう。
他人に仕事を押し付ける
ただでさえ忙しいときに、仕事を追加された。ほとんどの社会人がそんな経験を持っているでしょう。
しかし、そんなときに同僚に仕事を押し付けてしまう人も、職場で嫌われてしまいます。
同じ会社、同じ部署で働いていても、抱えている業務量は個人ごとに異なります。もし今日、暇そうに見えても、昨日までは忙しかったかもしれませんし、明日から忙しくなるのかもしれません。
そもそも、自分に任された仕事を自分で行うのは当たり前。
どうしても抱えきれない場合は、勝手に他人にお願いするではなく、上司に相談してください。
まとめ:「他人からどう見えるか」を考えよう!
今回は一般的と会社内に分けて嫌われる人の特徴を考えましたが、対策は共通しています。
大切なのは、常に相手の立場から物事を考えること。そのためには、他人からどう見えるか、俯瞰的な視点を意識することです。
そのうえで、嫌われやすい性格・言動を直すなら、下記を参考してください。
・相手の話を素直に聞く
・感謝や謝罪を伝える
・好かれている人のまねをする
まず大事なのは、自分の性格や言動を見つめ直すこと。どこが悪いのかを知らなければ、改善することはできません。
そのうえで、相手の話を素直に聞き、助けてもらったら「ありがとう」、間違いを指摘されたら「ごめんなさい」と感謝や謝罪の気持ちを言葉であらわしましょう。
また、もっともシンプルかつ有効な方法は、職場で好かれている人のまねをすること。
とはいえ、どんなポイントが評価されて好かれているのか、分からない方もいるかもしれません。
上手にまねるためにも、次回の更新では「好かれる人の特徴」について解説いたします!
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