今回はちょっとまじめに、こんなことを考えてみます。いわゆる「いい仕事」をするためにはどうしたらいいでしょうか。
これを読んでくださっている皆様は、それぞれ、さまざまな職種や業種、業界で働いているかと思います。
同時に、これから新たな場所でがんばろうという人もおられることでしょう。
年齢やキャリア、スキルに応じて変わるとは分かっておりますが、全体論というか心構えというか、どんな場面でも使えそうなことを考えたいと思います。
「いい仕事」に必要なこと3選

これを書いているぼくこと“魔王”くんは、もう7年くらいライターという仕事をしています。その前は10年ほど、編集者をやっていました。文字周りの仕事しか知らないと言い切ってもいいほどです。
ただ、編集者時代に気をつけていたことと、ライターになってから気をつけていることは、ほとんど変わっていないんですよ。
そしてそれが職種や立場を問わない、「いい仕事に必要なこと」なのではないかと考えています。
1)顧客優先思考
2)周囲の環境
3)スキル
正直な話、ぼく自身が過去にどれだけ「いい仕事」をしてきたかは分かりません。ただ、ぼくはこの3つを忘れたことはないつもりです。
ちなみに上記の3つは、順番がそのまま順位だと思っています。
顧客優先思考
まずこれです。これがなければ始まりません。自分のためではなく、お客様のために仕事をする。社会人にとって絶対に必要な視点ではないでしょうか。
ぼくも必ず読者の皆さんを想定した文章を書いてきたし、雑誌やサイトをつくってきました。
これね、綺麗事のように見えるかもしれませんけど、違うんですよ。だって、ぼくらがどれだけいい文章を書いたところで、読んでいただけなければ意味も価値もありませんからね。
このコラムシリーズも同じ。皆様に伝えたいことがあるから、書いてきたわけです。
目的そのものは「学びのきっかけ」だったり「笑い」だったり、テーマによって毎回、違いました。ただ、読者さんのためにという気持ちが変わったことはないし、今後もありません。
これだけは自信を持って断言できます。
周囲の環境
悲しい話ですけど、自分がどれだけがんばろうと思ったところで、周囲に恵まれなければモチベーションは保てません。
心にもやもやを抱えている状態で仕事をしても、必ずどこかでボロが出ます。
幸い、ぼくには芽生ちゃんという、「上手くなりたい!」という気持ちに満ちた後輩がいてくれますからね。おかげでぼく自身、負けるもんか! と思いながら仕事に取り組めています。
こればかりは自分の努力だけでどうにかなるものではありません。本当にラッキーだと思います。
スキル
一瞬、ライターという、ある意味での「技術職」だからこそ必要な要素かな、と思ったけど多分、違いますね。どの仕事でもある程度のスキルは必要ですよ、きっと。
ぼくらで言えば、世の中をひっくりかえすような大発見をしたとしても、それを文章化するスキルがなければ「いい仕事」にはなり得ません。
過去に何度も書いてきたように“THE無能”なぼくでさえ、最低限の文章スキルは持っているつもりです。そりゃまあ、17年も文字を書いてご飯を食べているわけですから、当然ですけど。
そんなに大事なものがなぜ3位なのか。
かんたんに言えば、スキルは手段でしかないから。スキルがあるに越したことはないけれど、目的が達成できればプロとして合格だし、そうじゃなきゃどれだけスキルがあっても失格だしね。他の2つよりは下になると思っています。
スキルの注意点
ただ、落とし穴があるのは、だいたいここなんですよね。
まず、自分のスキルにうぬぼれてはいけません。自信は必要だけど、過信は自らの首を絞める。それなりに長い経験から、このことは間違いないと確信しています。
もうひとつ、スキルの価値は時代に応じて変わることを理解しておきましょう。これができないと、そのうち超高確率で「老害」と呼ばれますよ(笑)。
たとえば。
先述のとおり、ぼくは17年くらい前から5年間、雑誌編集をしていたわけですが……ぼくがいた出版社ってラフ(誌面の完成イメージ図)を手で書いていたんですよ。
当時でさえ、InDesignなどのソフトを使ってパソコンでつくることが当たり前だったので、今では手書きをしている会社なんてごく少数かもしれません。そう考えると、その価値は大きく下がったと言えそうです。
スキルの本質を見つめよう!
とはいえ、古いスキルが無駄というわけではありません。先ほどの例だと、手書きのラフを何百枚、何千枚と書いてきた経験と、そこから得た感覚。この2つは今でも役に立っています。
これは「手書きは古い」とか、「最新ツールなら価値が高い」とか、そういう話じゃないんですよね。
大事なのは“何を使って”つくってきたかではなく、もっと本質的な部分、“何をどう考えて”つくってきたかだと思うんです。あと、そこから“何を学んだか”もですね。
これもどの職種でも共通だと思います。たとえば営業さんの場合、「○○を売った」ことではなく「○○を売るためにした工夫」が本質ではないでしょうか。そして、失敗であれ成功であれ、何を学んで次にどう活かしたか。それこそが大事にするべきポイントだと思います。
ただ、繰り返しますけど、常にアップデートしていく覚悟は忘れないでね。どれだけすばらしい知見や経験、技術を持っていても、アップデートを拒んでると老害まっしぐらですよ!(笑)
まとめ:芽生ちゃん、がんばれ!

今回はちょっとまじめなことを書いてしまいました。“おもしろコラム”を待っていた方(いないか笑)、申し訳ありません。
ところで。
「常にスキルをアップデートしていく覚悟」って本当にきついんですよ。ぼく自身、年齢を重ねるたびに、新しいことが覚えられなくなっていますしね。
でも、そこであきらめたり、立ち止まったりするのもシャクじゃないですか(笑)。ぼくはこれからも悪あがきしていきますよ!
よく理系脳とか文系脳とか体育会系脳とかいいますけど、年を取ったあとは、体育会系の覚え方がベストだと思います。
つまり、知っている人に教わりながら、実際にやって覚えていく。本を読んでも記憶に残ってくれないなら身体に叩き込んでしまえ、ってことですね。
幸い、ぼくには芽生ちゃんという、「上手くなりたい!」という気持ちに満ちた後輩がいてくれますからね。彼女が頭で学んで理解したことを、たくさん教えてもらえばいいんです。実際、最近使いまくっているAIだって、最初は芽生ちゃんから教わったんだしね。
年を取ったからと経験やスキルでごまかすのではなく、肉弾戦バリバリファイトでいきましょう!
そのためにも……芽生ちゃん、よろしくね! これからも新しいこと、たくさん教えてね!
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