みなさん、こんにちは。ライター見習いの“品本 芽生(しなもと めい)”です。
進路選択に就職……これからの人生を左右する大きな選択の数々。
そんな選択に苦悩しているという方は決して少なくないでしょう。
そこで今回は方向音痴の私が「人生という名の長い道に迷ったときの対処方法」について解説していきます。
「そもそも迷いたくないんだよ!」って方は、こちらの記事を読んでください。迷わないための方法が書いてありますよ。
>ジョブリットメディア『就活、進路選択……人生という道に迷わないためのコツとは?~ライター成長日記9~』
このコラムが、自分の行くべき見失っている“あなた”の道しるべになれるように、方向音痴なりにがんばります。
(次はあらすじという名の茶番です。飛ばして大丈夫です)
前回のあらすじ
「さっきよりは出口に近づいている気がする……!」
そんな根拠のない自信を基に、森の奥深くへと突き進んでいった。
周囲には地を這うような唸り声と木々の揺れる音がこだましていて、芽生は強い不安感に襲われた。
俯きながら歩いていると頭上に大きな影が落ちた。見上げるとそこには大きく口を開けたメ□ン熊がいた。
戦うべく身構えたが、圧倒的なレベル差にまったく歯が立たなかった。
このままでは食べられてしまう――
「誰か……!!」
目の前には巨大なキバが迫ってきていた。
方向音痴……?取り消せよ……!!!今の言葉……!!!
はい。毎回の恒例行事になりつつある『前回のあらすじ』という名のクソ茶番です。ブラウザバックせずに残ってくれた方には花丸あげます◎
まず前回も書いたように、私は方向音痴です。認めていませんが。
たしかに道には迷いやすいし、東西南北はわからないし、地図なんてちんぷんかんぷんですけど、認めていないんです。
仕事でも先輩である“魔王”さんに迷惑をかけてしまい、そのことを母に告げたら「わかる。私でも殺意が湧くから」と頷かれたものの、それでも認めていない自分がいるんです。
誰か、味方になってくれませんか。
人生の迷子はつらい
方向音痴とは無縁の私ですが、“人生”という道ではたくさん迷いながら生きてきました。
高校を卒業後、最初の就職に失敗。ブラック企業の洗礼を受けて、心身ともに衰弱してわずか2カ月で退職。
夢も希望も諦めたフリをしながら、やりたくもない仕事で苦汁を舐めながら、それでもなんとか生きてきました。
「夢が叶う日なんてくるのだろうか」。今の企業に就職するまで毎日考えてきました。
だからこそ、やりたいことが見つからない方や夢を諦めるしかなかった方のつらさが分かる気がするんです。
この記事を読んでいる方には私と同じような思いをしてほしくない。その一心で今回のテーマを選びました。
人生に迷ってしまったときはどうするの?
正しい道を歩もうと思っても、道を間違えてしまうのが人間という生き物。
人生を左右する大きな選択肢の数々を一回も間違えずに生きていける人なんて、1人もいないのではないでしょうか。
なら、道を間違えたときはどうするのか。今回は道に迷ってしまった場合の対処方法をご用意しました。
【もし道に迷ってしまったら】
・落ち着く
・安全な場所に移動する
・周囲の状況を確認する引用:Googleより
はい。これが道に迷ってしまった場合の対処方法です。
「ここまで散々“人生”について語ってきたのに、道ってそっちの道かよ!」
前回と同様、そんなツッコミが聞こえてきましたが、この方法は人生においても役立つものだと私は考えています。
その理由を上記の3項目と一緒に深掘りしていきましょう。
落ち着く
最初に落ち着く。
焦ると注意力が散漫になってしまい、さらに迷ってしまう可能性も。迷子になってしまったときは深呼吸をして、冷静さを失わないように気を付けることが重要です。
冷静でいれば、現在地の把握や目的地の検索などを客観的に行うことができます。
パニックになっていると自覚したときほど冷静でいることを心掛けるようにしましょう。
さぁ、みなさんも一緒に深呼吸をしましょう。ヒッヒッフー。
社会における落ち着く
社会においても、同じように深呼吸をして冷静になることが大切だと私は考えています。
できないことが積み重なると落ち込んだり、パニックになってしまうこともあると思います。
そんなときは一度、深呼吸をしてみてください。
客観的な視点で物事を見れるようになれば、次に自分がやるべきことが見えてくると思います。
安全な場所に移動する
次に、安全な場所に移動する。
迷子になったと自覚した場合は、落ち着くのと同時に喫茶店など体を休められる場所を探しましょう。
すぐに目的地に向かいたいという方もいるかもしれませんが、パンケーキを食べながらロイヤルミルクティーを飲んで、ひと息つく。
そして、冷静になってから行動したほうが効率がいいこともありますよ。
社会における安全な場所
社会においても、自分の心が落ち着く場所を作ることはとても重要です。
私の場合は自宅でしたが、友人と過ごす時間だったり、居酒屋だったり。人それぞれ安心できる場所は違うでしょう。
しかし、そんな場所が1つでもあれば、つらいときの避難所として活用できます。
「逃げたら負けだ」と思う方もいるかもしれませんが、個人的には“逃げることは勝ちへの第一歩”だと考えています。
逃げて、休んだ後にまたやり直す。ずっと戦い続けるよりも、そのほうがスタミナ的にもメンタル的にもいいと思いませんか?
周囲の状況を観察する
最後に、周囲の状況を観察する。
これは、上記の2項目の方法を試した後にやってほしいことです。パニックになった状態では、本当の意味で状況を把握することはできませんからね。
今、自分がどこにいるのかを正確に判断し、インターネットサイト……勇者Googleでも全知全能の神・Siriでもいいので現在地から目的地へ行く方法を検索してみてください。
そうすれば、めでたく迷子から脱却! ……となるはずです。多分。
社会における観察
社会においても、現状を判断することはたびたび必要になります。
仕事の進捗もそうですが、自分の状況を把握することが何よりも重要です。
現状を把握することで、次にやるべきことがハッキリと見えてくることもあります。
それがキッカケで仕事のやりがいや本当にやりたいことが見つかることも。
また、新しくやりたいことができたときは“転職”というのも選択肢の1つに入れていいかもしれませんね。
人生は一度きりだから悔いは残したくない!
ここまで、道に迷ってしまった場合の対処方法を解説してきました。
道に迷ったときも、人生に迷っているときも、基本的に落ち着いて状況判断をすることが大切なのではないかと私は思います。
客観的に物事を考えることが必要だと上で書きましたが、人生となると話は別だと考えています。
だって、人生は誰のものでもない“私自身のもの”ですよ? 主観的でいいじゃないですか。
自分の人生の責任は自分しか取れないからこそ、後悔のない選択がしたい。そう思うのはごく自然なことではないでしょうか。
誰かに決められた人生はいつかきっと後悔する。それなら、未来の自分が後悔しないように、今の自分にワガママに生きてみるのも悪くないですよ。
私は今日も明日も、未来の自分が後悔しないために、迷ったとしても自分に正直に生きていくつもりです。
迷ったら引き返せばいい。だって、私たちにはまだたっぷり時間があるんですから。
後日談
「誰か……!!」
目の前に迫るキバから逃れようと、祈るように芽生は目を閉じた。
そのとき――
「キュン!」
けたたましい音とともにメ□ン熊の悲鳴が聞こえてきた。
おそるおそる目を開けると、そこには驚くべき光景が広がっていた。
自分を襲おうとしたメ□ン熊は逃げ出し、傍らには見覚えのある人物が立っていた。
「あなたは……」
「キュン! キュキュン?(訳:芽生ちゃん! 大丈夫?)」
それは、前世で友情を結んだゆるキャラの1人、北海道のウサギだった。
前世と同様、スライムに転生したとはいえ、姿もレベルも違うのになぜ自分のことが分かるのか。
「私が分かるの?」
芽生は声を震わせながら北海道のウサギに尋ねた。
「キュン! キュンキュキュッキュン?(訳:当然! だって、私たちは一緒にトムラウシ山を踏破したお友達でしょう? それ以外にも、た○ちゃんと運河をクルージングして、さけ○郎&さ○子と3人で石狩川を泳いで、のーざん ○ーすけと乗馬を楽しんで、あさっ○ーと動物園ではしゃいで、りし○んと一緒に昆布を食べて、のごみ○ゃんと流氷の上を飛び跳ねて、牛○豚彦と摩周ブルーに魅了されて、湖に潜ってまり○っこりと遊んで、ウィン○ィーくんと何もない春を堪能して、う○くんと一緒にばんえい競馬でゴールドを失って、とま○ョップとシマエナガのかわいさに見惚れて、エキゾ○くん100万ドルの夜景を見て、最後は一緒に定山渓温泉に入って疲れを癒したじゃない♪)」
「北海道のウサギ……」
深い友情に感謝し、芽生と北海道のウサギは出口に向けて、一緒に歩き始めた。
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