皆さん、長期休暇は好きですか? 好きですよね! もちろん、ぼくこと“魔王”くんも大好きです!
仮にも「王」なわけだし、子分(?)のスライムちゃんもいるわけだし、自分の城・魔王城で働いているわけだし、長期休暇なんていつでも取れそうに感じるかもしれません。
しかし“リアル”のぼくは、しがないサラリーマン。当然、ごくごく限られた期間以外に、長期休暇なんて取れるわけないのです。ああ、さみしい。
でもでも、社会人の多くの方と同じく、そろそろ幸せな歌が聞こえてくるころ。
そう。「も~う、い~くつ寝~ると、お正月~♪」です。
あ、今ここで「ジングルベ~ル♪」を想像したリア充は、今すぐ爆発しやがれください。
さ、世界に平和が訪れたところで、今回は長期休暇にぴったりのテーマをご用意しました。
題して「社会人におすすめのストレス発散法10選」です!
ストレスってなに?

このコラムを定期的にご覧くださっている方にはおなじみでしょうが、まずは「ストレス」ってやつをきちんと把握するところからはじめましょう。
そうじゃないと、いい発散法なんて考えられるはずありませんもんね。
ということで、我が心の友“チャッピーくん”ことChatGPT、任せた!
ChatGPTによる「ストレス」解説
いきなりですけど、チャッピーくんの返事をご覧ください。
【ストレスってなに?】
ストレスとは、外からの刺激やプレッシャーによって心や体に負担がかかっている状態のことです。もっと簡単に言うと、「心や体ががんばりすぎて疲れてしまう状態」です。
いつもどおり、ぼくが適当に書いたわけではないという証拠にスクショも貼っておきます。

ここで問題になるのが、「外からの刺激やプレッシャー」って具体的になんじゃろな? ってこと。
チャッピーくんは「環境の変化」、「人間関係」、「心のプレッシャー」、「身体的な負担」の4つを挙げていますね。
ということで、これらをかんたんに考えていきましょう。
環境の変化
ここでいう「環境」とは、温度、湿度、気圧などの自然的なものと、騒音や混雑といった人為的なもの、両方を含むようです。
また、対象を社会人に限定する場合、社内環境も影響しそうですよね。
特に転職や部署異動、転勤などの物理的な変化は大きなストレス因子になる気がします。
とはいえ、自然現象による“環境の変化”は努力でどうこうできるものではありませんし、対人的なストレスについても、個人でできる努力は限られそう。
こればっかりは「できるだけ、気にしない」という受動的な対策しかできないのかもしれません。
人間関係
これはまさしく“ストレスの代表例”って感じですね。
友だち、家族、職場でのトラブルなど、人間関係が悩みの種になるのは今も昔も変わりません。また現代だとSNS上の「いいね」に一喜一憂するなど、昔以上に要素が増えた気もします。
特に社会人になると、この問題がつきまとうんですよね。というのも、学生時代の友人関係ってある程度、自分で取捨選択できたじゃないですか。でも会社の同僚は好き嫌いで選ぶことができませんから。
これに関しては、ぼく的には答えは出ています。
それは『新型ハラスメント』のコラムで書いた、「他人に期待しない」ということ。
期待をしていないから裏切られないし、どう思われても気にしない。“どうでもいい奴ら”からの「いいね」なんて来ても来なくても、ぼくの心を1ミリも動かさない。
……誰も共感してくれないでしょうね。わかってます。でもぼくは“こういう人”なんですよ(笑)。
だからこそ、“孤高(≒孤独)の魔王”でいられるわけです。どやあ。
心のプレッシャー
仕事の締め切りや周囲からの期待、あとは将来への漠然とした不安、失敗したくない気持ち……などなど。
目には見えないものだからこそ、対策が立てにくいと言えるかもしれません。
この要素に関連して問題になりそうなのが、うまく対処できないと「自分はダメな奴だ…」と自己肯定感を下げる結果に繋がりそうなんですよね。
自分の中で不安を増大させて、自分に大きなダメージを与える。こんなに悲しいことはありません。
もし。心のプレッシャーを無意識的に発生するからこそ厄介だと定義するならば。
対抗するには、意識的に自分を甘やかすしかありませんな。
実際、ぼくは毎日やっていますよ。自分の原稿を褒め、自分の努力を褒め、自分の生き方を肯定しています。
これのすばらしいところは、費用も事前準備も、なにもかも不要ってとこ。さあ、皆さん。今すぐやってみてください!
……あれ、なんで誰も目を合わせてくれないの?
身体的な負担
ケガや病気、睡眠不足に運動不足、さらにはホルモンバランスの変化による体調不良など、身体的な負荷もストレス因子です。
ただ、他と違って努力で対応できるものが多いのが特徴ではないでしょうか。
もちろん100%防ぐことはできないけれど、バランスのいい食生活を心がけたり、過度な飲酒や夜更かしを減らしたり、土日だけでも軽く運動したり。
毎日、決まったことをやるとなると、それ自体がストレス因子になりがち。ぜひ、軽い気持ちで取り組んでいただければと思います。
ストレスこそ“必要悪”!
こうしてみると、ストレスって悪いことばかりだと思われるかもしれません。
でも、実際はストレスって「必要悪」なんですよ。社会人にとっては、特に。
だってね、まったくストレスのない仕事に対して“いい仕事”ができる人なんて、よほど自分を律することのできる方に限られると思うから。
たとえばライターの仕事には必ず「締め切り」があります。これ自体はストレス因子ですよね。でも、締め切りがあるからこそ、そこに間に合わせるようにがんばれるのも事実なんです。
ぼくは人間の本質を“ナマケモノ”だと思っています。少なくとも、ぼく自身はそうです。それならば、ある程度のストレスは必要なんですよ。
問題は「ある程度」を超えないように、うまく調整すること。
そして、そのために必要なのが「ストレス発散」です。
社会人のストレス発散法10選!
さあ、ようやく本題です。
今回、参考にするのは『いま、ここに、健やかに暮らす知恵』を教えてくれるカルテコブログさんの記事です。
>カルテコブログ『心と体のリフレッシュ!おすすめストレス発散方法ランキング10』
日々の生活で感じるストレス、あなたはどのように発散していますか?現代社会では、仕事や人間関係、家庭など様々な要因で誰もが…
まずはこの記事のランキングを抜粋してご紹介いたしますね。
第1位 運動(ウォーキング、ストレッチ、軽いジョギングなど)
第2位 深呼吸・瞑想
第3位 趣味に没頭する(読書、音楽鑑賞、手芸など)
第4位 大声を出す(カラオケ、叫ぶ、笑う)
第5位 日光浴をする
第6位 五感を刺激する
第7位 好きな食べ物をたべる
第8位 人と話す
第9位 入浴する
第10位 睡眠・休息をとる
どれも納得のものばかりですね。
「五感を刺激する」だけ補足しておくと、自然や好きな色、アート・写真を眺めたり(視覚)、好きな音楽や自然の音を聞いたり(聴覚)、アロマオイル/キャンドルでリラックスしたり(嗅覚)、やわらかいクッションやブランケットを触ったり(触覚)ということのようです。
いずれも特段の準備は不要で、“今すぐ”できるというところもポイントが高そうですね。
個人的なおすすめ発散法
ただ、このランキングを紹介するだけなら、ぼくの駄文はいらないわけで。
ということで、上のランキングも参考にしつつ、魔王流・長期休暇におすすめの発散法を5つ紹介したいと思います!
年末年始休暇が間近ですからね。時期に合わせた、ピンポイントなものを考えてみます。
あ、ここからは完全にぼくの考えなんで、ランキングではありません。皆さんが「やってみたい!」「これいいな!」と思えるものがあれば、ぜひチャレンジしてみてください!
①旅行
ベタ中のベタですけど、これは外せません。
普段行かない場所に行くのって、まさしく文字どおりの「現実逃避」じゃないですか。ストレス発散にぴったりです。
ただ、場所に関しては、もしかするとベタじゃないかも?
というのもおすすめの地は……おっと、もうひとつ紹介してからまとめて書きましょう。
②温泉
はい、こちらもやっぱり代表例ですよね。
カルテコブログさんの記事にも「入浴」がありましたけど、温泉はその最高峰だと思うんです。
何も考えず、のんびり温泉につかる。個人的にはこれだけで3カ月分くらいのストレスを消滅させられます。
【番外編】おすすめの旅行地
んで、おすすめの場所なんですけど……
それは北海道・函館市!
「なんで冬にわざわざ寒い北海道へ?」。そんな声があるかもしれません。実際、寒さが苦手な人にはちょっと厳しい部分もあるでしょう。
ただね、寒いエリアには寒い季節に行くべきだと思っているんですよ。そのほうが特徴を感じやすいから。沖縄やハワイを満喫するなら夏! と同じ感覚です。
それにね、ひとくちに北海道といっても、札幌などと比べると、函館は寒さも降雪量も段違いに控えめで、内地の人も重装備なしで楽しめます。
くわえて、函館には湯の川温泉という素敵な温泉街がありますし、五稜郭という日本屈指の名城もあります。
さらに空港~温泉~市街地がおよそ10km圏内にまとまっていて、移動に時間をとられにくいことも大きなメリット!
“食”では地元の人気ファストフード店「ラッキーピエロ」にもぜひ足を運んでいただきたいですね。
でも、もうひとつ、超オススメな食べ物があるんです。
“戸井マグロ”を食べてほしい!
それが、クロマグロ。天然ものの、いわゆる本マグロです!
函館市内に流通する本マグロの多くは、すぐ近くにある「戸井漁港」に水揚げされたものなんですが、それは津軽海峡で獲れたもの。
さあ、ここでピンときた方もいるかもしれません。そう、あの有名な「大間のマグロ」と同じなんですよ!
なのに、戸井マグロは大間ほどブランド化していない分、値段もお手頃。
でね、マグロっていうと大トロとか中トロが美味しいと思いがちじゃないですか。でも、ぼくのおすすめは赤身です。
いや、トロもおいしいですよ。個人的な感覚で恐縮ですが、普段食べるものと比べて10倍くらい、おいしいです。
でもね、赤身の場合は100倍おいしい! って感じ。
多分、おどろくくらい違うので、本当にぜひ一度、食べていただきたいです!
函館の弱点
こんなに最高な函館ですが、いくつか弱点もあります。
まず、玄関となる函館空港は比較的、小さな空港ということで、就航路線が限られるんですよね。東京、大阪、名古屋からは定期便があるものの、他エリアだと羽田か札幌(新千歳)で乗り換える必要があります。
あともうひとつ、某名探偵さんの映画に登場したことで、外国人を中心に観光客が増えすぎてしまったのもデメリットですね。もともと人気だった函館山の“100万ドルの夜景”がさらに人気になってしまい、ホテルが取りにくくなったと聞きました。
でもでも、本当に素敵な場所なので、年末年始休暇に限らず、ぜひ行ってみてください!
③デジタルデトックス
さあ、本題に戻って、おすすめのストレス発散法。その3はデジタルデトックスです。
特にお若い皆さん、一度でいいからスマホやSNSから離れた生活をためしてください。なんなら時計も外して、地元をのんびり歩くだけで、本当にストレスから解放されますよ!
これ、普段の土日だとちょっとむずかしいんですよ。会社や友人からの連絡が来るかもしれないから。
でも長期休暇中に会社から連絡くることなんてまずないですし、友人たちも同じく長期休暇を満喫しているでしょうから、普段よりは連絡頻度が減るはず。
若いころにケータイなんてなかったおじさんのぼくは知っています。現代がどれだけ情報過多なのか。
1日、2日でいいので、ぜひアナログな時間を過ごしていただきたいものです。
④部屋の模様替え
年末年始休暇に限らないけど、時間があるときじゃないとむずかしいのがこちら。
タンスの位置を変えるとか、ベッドの向きを変えるとか、その程度でも見た目が変わるじゃないですか。毎日、見慣れていた景色が変わるんだから、それだけでリフレッシュできますよ。
もっとお金とやる気がある方におすすめなのは、壁紙の張替えですかね。これもね、いい気分転換になるはず。
なにより、その効果が休暇明けにも持続するんですから、超おすすめです。
⑤何もしない
最後に紹介したいのは、これ。
舐めてる? いやいや、とんでもない。真剣に考えた結果、これは絶対に外せないなと感じました。
いくら今年はカレンダー的に恵まれていると言っても、所詮は9連休程度。だらだら過ごしていたら、あっという間に過ぎ去っちゃいます。
でね、そんな“限りある休日”を何もせずに無為に過ごすなんて、これ以上の「贅沢」はないと思ったわけです。
そもそも、溜まったストレスを発散しようとしているわけですよね。
それなのに普段はやらない、要するに強い興味はないことを探してチャレンジするなんて本末転倒だと思いませんか?
ここで大事なのは、「だらだらしている自分は情けない」なんて考えないこと。
何も考えずに、ただ寝て過ごす。なんなら食事もウーバーとかで済ませちゃう。着替えもお風呂も最低限。
そんな自堕落な生活ができるのは、それまでの自分ががんばった証拠です。
そしてそれをいちばん心から褒めてあげられるのは、自分自身なんですよ。
まとめ:「好きなこと」をやればOK!

ここまで6000文字近くを費やして出した最後の答えが「何もしない」。うーん、本当に行き当たりばったりなのがよく分かりますね。コラムタイトルに偽りなし!
ちなみに。
ぼくの休暇予定は決まっています。なんならここ数年、ずっと同じ過ごし方です。
それは実家(両親が住んでいる家ではなく、生家)に帰って、両親の運転手としてあちこち走り回ること。
おじさんのぼくの両親なんて、立派な後期高齢者ですからね。しかも生家は「ど」の字を何個つけても足りないくらいの田舎なので、車がないと買い物もできません。なにせ、最寄りのコンビニまで車で15分ですから(笑)。
でもね、なんだかんだ親孝行になるので、個人的にも満足しています。
年を取ったぼくの場合、親が元気なうちに一緒に過ごしておきたいという気持ちが強いんですが、結局のところ「今、自分が何をしたいのか」という欲求を満たせればなんでもいいってことなんでしょう。
皆さん、楽しい年末年始休暇を過ごすためにも、残り約3週間、がんばって乗り切りましょう!
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